巨人に派閥は「なかった」　OBが語る黄金時代の真実…将来の“超大物”監督の組閣も予想

2000年と2002年に松井秀喜氏とともに日本一に

　巨人やメジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が、YouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」で、現役時代の巨人での「派閥の論理」の真相について語った。また、将来的に松井秀喜監督が実現した場合のコーチ陣についても言及した。

　現役時代に巨人では宴会部長としても人気者だった高橋氏。巨人での人間相関図を問われた高橋氏は「萎縮する先輩はあんまりいない」と明かし、特に世話になった人物として元木大介氏、槙原寛己氏を挙げた。また、チーム内の“派閥”についても「僕らの時、特に2002年の（日本一になった）時はなかったんじゃないかな」と語った。

　それら人間相関図を踏まえた上で「松井秀喜さんがもし監督になった時の巨人OBでの組閣を考えてください」とスタッフから直撃された高橋氏。「また怒られちゃうかもしれないじゃいないですか」と苦笑いしつつ「もちろん阿部（慎之助）監督のことは一番長くバッテリーを組んだ人なので、もちろん応援してないわけじゃないです。ただ、松井さんがユニフォーム着るのって皆さんも興味深いんじゃないかなって。ファン心理ですよ」と断った上で、コーチ人事を予想した。

　ヘッドコーチには高橋由伸氏、投手コーチには上原浩治氏と自分の名を挙げ、「ここは外せないんじゃないかな」と笑顔を見せた。松井氏と同い年の村田善則氏と堀田一郎氏も候補になるとし、「松井さんの人柄だと、誰を呼んでもOKって言うんじゃないかな」と語った。