ドラ1が11年ぶり快挙も…明暗別れたルーキーの1年 最下位ロッテに見られなかった“兆し”

1位の西川史礁はパ・リーグの最優秀新人賞を受賞
ロッテは2025年、8年ぶりに最下位でシーズンを終えた。一方、2024年にドラフトで指名した支配下6選手は、全員1軍の舞台を経験するなど収穫もあった。ルーキーたちの1年を振り返る。
1位の西川史礁外野手(青学大)は2014年の石川歩投手以来、野手では1997年の小坂誠氏以来となる最優秀新人賞に選ばれた。開幕1軍でデビューするも2軍落ちを経験。しかし再昇格後に打撃が向上し、最終的には打率.281、3本塁打、37打点、チーム最多の117安打まで数字を上げた。2026年は首位打者や最多安打のタイトルを争う活躍に期待したい。
2位の宮崎竜成内野手(ヤマハ)は39試合で打率.194と苦しいプロ1年目となった。3位の一條力真投手(東洋大)、4位の坂井遼投手(関東第一)は1軍で1試合のみの登板。それぞれ“経験値”を積む形となった。
5位の廣池康志郎投手(東海大九州キャンパス)は防御率4.87と苦しむも18試合に登板し、手薄な中継ぎ陣に光を指す活躍をした。6位の立松由宇内野手(日本生命)は4試合に出場するもプロ初安打は2026年にお預けとなった。
(Full-Count編集部)