“大谷ライバル”の決まらぬ居場所 年俸差は「1/23」…復活予感も8年で開きすぎた差

2018年は打率.297、27HR、92打点の好成績で新人王投票2位
かつて大谷翔平投手と新人王を争った“天才打者”が、再び脚光を浴びている。昨季、アスレチックスとレッズで打率.318、10本塁打をマークしたミゲル・アンドゥハー内野手が、現在フリーエージェント(FA)として市場の注目を集めている。米「ニューヨーク・ポスト」紙のジョン・ヘイマン記者によると、年を越しても未所属ながら、複数球団による激しい争奪戦が展開される見込みだ。
ヘイマン記者が挙げた獲得候補は、レンジャーズ、パドレス、カージナルス、カブスなど。昨季、計94試合に出場してOPS.825を記録した31歳のユーティリティプレーヤーに対し、打線の厚みを求める球団が続々と関心を示している。OPS.800の大台突破は、衝撃のデビューを飾った2018年以来のことだ。
アンドゥハーのキャリアは、まさに波乱万丈だ。2018年、ヤンキースで149試合に出場して打率.297、27本塁打、92打点の好成績をマーク。新人王投票では大谷に次ぐ2位に食い込んだ。名門の次代を担う主軸と期待されたが、以降は相次ぐ故障に泣かされ、2022年9月にはヤンキースからDFA(事実上の戦力外)に。その後はパイレーツ、アスレチックスと渡り歩く苦労人の道を歩んできた。
昨季の年俸は300万ドル(約4億5000万円)。そのパフォーマンスを考えれば「格安の優良物件」と言える。しかし、かつての“宿敵”との差はあまりに開きすぎた。大谷はドジャース移籍後、前人未到のワールドシリーズ連覇に貢献し、3年連続4度目のMVPを受賞。スポーツ界史上最高額の10年7億ドル(当時1014億円)という契約に見合う、球史に刻まれる全盛期を謳歌している。
スターダムを駆け上がった大谷に対し、ようやく「復活」の足がかりを掴んだアンドゥハー。果たして新天地で再びあの頃の輝きを放ち、大型契約を勝ち取る日は来るのか。かつてのライバルの動向から目が離せない。
(Full-Count編集部)