ド軍”A評価”も、宿敵は「Fランク」の酷評 尽きた補強資金…米メディア分析「完全に失速」

  • MLB
  • 2026.01.30
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)とパドレスのクレイグ・スタメン監督【写真:イワモトアキト、アフロ】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)とパドレスのクレイグ・スタメン監督【写真:イワモトアキト、アフロ】

ドジャースは今オフの補強で「A評価」

 宿敵球団の“評価”が分かれている。米全国紙「USAトゥデイ」のゲイブ・ラックス記者とボブ・ナイチンゲール記者は29日(日本時間30日)、MLB30球団が今オフに行った補強などの評価をつけた。昨年もワールドシリーズを制し、2連覇中のドジャースの評価は「A」となっており「ドジャースは1996〜2000年のヤンキース以来となるワールドシリーズ連覇を達成した最初の球団となった。では彼らは何をしたのか? さらに戦力を強化し、3連覇に向けての体制を整えた」と説明した。

 同記事では戦力分析を行っており「昨季のドジャース最大の弱点はブルペンだった。あまりにも酷い有り様だったため、ポストシーズンではロウキ・ササキ、ヨシノブ・ヤマモト、タイラー・グラスノー、さらにはクレイトン・カーショーなどの先発投手がリリーフ登板する事態になった」と言及している。

 ドジャースは今オフの戦力補強で「ブルペンが良くなることを祈るだけに留まらず、今季悲惨な出来に終わったタナー・スコットの復活を期待するだけでもなかった。代わりに、球界最高のクローザーとも言えるエドウィン・ディアスを獲得したのだ。さらに、ディアスを奪われて激怒しているであろうメッツから、右翼手のカイル・タッカーという彼らの最大のFA目玉まで奪取。契約は4年2億4000万ドル(約368億円)だった。総年俸4億1300万ドル(約633億1000万円)という数字とともに労使紛争の議論の象徴となると同時に、「ドジャースは野球を壊している」という決まり文句を堂々と嘲笑う存在になったのである」と“補強”に動いたオフだったと述べている。

 ドジャースの高評価とは反対に“宿敵”とされるパドレスの評価は「F」がつけられた。同記事では「パドレスは何年にも渡って散財を続けてきたが、(球団売却騒動などの影響で)突然その資金が尽き、ドジャースを倒すという望みも同時にしぼんでしまった。今オフ序盤には数多くのトレード交渉に関わっていたものの、その後は完全に失速。先発のディラン・シーズ、クローザーのロベルト・スアレス、一塁手兼外野手のライアン・オハーンを失った」と報じられている。

 さらには「先発投手のマイケル・キングを引き留め、控え内野手のソン・ソンムンを契約で獲得したが(補強は)それだけにとどまっている。ロースターを改善できる最大の可能性は、ダルビッシュ有が残りの契約である3年4500万ドル(約69億円)を放棄し、その資金を使ってさらなる補強を行うことだ」と厳しい見方。付けられた評価を覆すことができるのか、注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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