突然のトレード通告に「頭が真っ白」も… 阪神→日本ハム、島本浩也の胸中「一瞬だけ」

投球練習をする日本ハム・島本浩也【写真:町田利衣】
投球練習をする日本ハム・島本浩也【写真:町田利衣】

阪神は育成入団から15年を過ごし、2019年には63試合に登板

 日本ハムに新加入した島本浩也投手は、1月27日の先乗り自主トレから沖縄・名護入り。「キャンプインくらいから結構みんなと喋ったりして、気は遣っていますけどだいぶ慣れました」と表情は明るい。実際に中に入っても「思っていた感じそのまま。明るいというか、いいですね」と新天地の空気を楽しんでいる。

 昨年11月14日、伏見寅威捕手とのトレードが発表された。昨季は登板数こそ16試合ながら、防御率は1.88の好成績。突然の通告には「瞬間は驚いたというか、動揺していました。『え!?』って頭が真っ白になって、その日は実感がなかったというかショックはありました」。しかし「でも一瞬でその気持は終わりました」と明かす。

 2010年育成選手ドラフト2位で入団し、15年間を過ごしたチームを離れることに動揺があったのはもちろんだろう。ましてや育成から2014年に支配下を掴み、2015年に1軍デビュー。2019年には63試合で防御率1.67、11ホールド1セーブという好成績を残すなど思い出は数知れない。それでも「次の日からはもう切り替えて頑張ろうという感じで。やることは変わらないので、どこのチームでも投げるだけですから」とたくましかった。

 8日には阪神との練習試合が行われ、藤川球児監督と握手を交わすなど旧交を温めるシーンがあった。リーグは違えど“特別な相手”となるようにも思われるが、左腕自身は「タイガースもほかのチームもそうですけど、ゼロに抑えればいい。打たれるのは何とも思いません」とスコアボードにゼロを並べることだけを思い描く。

「優勝の中心にいれたらいいかなと思うので。そのためにはしっかり開幕から最後まで1軍で投げ続けたいというのが目標です。細かい数字というのは途中ぐらいから多分見えてくると思うので、そこはあまり今は気にしてないですけど。投げ続けることですね」と島本。新庄ファイターズの新戦力に注目だ。

(町田利衣 / Rie Machida)

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