「I remember エイゴロー」 DeNAヒュンメルが即答…小2で出会っていた“衝撃の逸材”、待ち望む再会

小学生時代に日本に住んだ経験のあるDeNAのクーパー・ヒュンメル【写真:加治屋友輝】小学生時代に日本に住んだ経験のあるDeNAのクーパー・ヒュンメル【写真:加治屋友輝】

リトルリーグで「ショートをやります」→コーチは「ダメだ」

 ナイスガイ助っ人の顔に満面の笑みが広がった。DeNAに新加入したクーパー・ヒュンメル外野手は、小学生時代に父の仕事の都合で東京・代官山に住み、武蔵府中のリトルリーグでプレーしていた。そのときチームメートだったのが、ヤクルトの茂木栄五郎内野手だ。当時のことを覚えているか尋ねてみると、即座に「I remember Eigoro」と声をはずませた。

 こんなにもヒュンメルの記憶に残っているのには、理由がある。小学2年生のときにチーム練習に初参加したときのことだ。

「コーチからポジションを聞かれて『ショートをやります』と言ったら『ショートはダメだ』と言われて。なぜだろうと思ったら、もうめちゃくちゃいいショートがいて、それが茂木栄五郎だったんです。本当に鮮明に記憶に残っています」

小2のヒュンメルに衝撃を与えた茂木栄五郎【写真:矢口亨】小2のヒュンメルに衝撃を与えた茂木栄五郎【写真:矢口亨】

 1994年11月生まれのヒュンメルにとって、1994年2月生まれの茂木は1学年先輩だった。実際に見てみると「1歳しか違わないのに、本当にすごいプレーをしていて、綺麗な、華麗なプレーを常にしていました」と驚きを隠せなかった。しかし、仮にヒュンメルがそのとき遊撃に入っていたら……。今の茂木もヒュンメルもいなかったかもしれないのだから、運命とは不思議なものだ。

 日本で過ごしたのはわずか2年間で、その後も連絡先を交換したり、連絡を取り合うような仲ではなかったが、お互いにプロ野球選手となって日本の同じリーグでプレーすることになった。「試合があると思うので、会えるのが楽しみです。いろいろな話をして、当時の思い出に浸りたいなと思っています」とヒュンメル。再会の日が待ち遠しい。

(町田利衣 / Rie Machida)

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