“WBC3強”に匹敵する中南米パワー 天才アクーニャ以外も主役級…侍Jと対戦の可能性|ベネズエラ

  • 海外
  • 2026.02.22
  • 2026.02.24
ベネズエラ_D国旗
2023年大会 準々決勝敗退2017年大会 2次ラウンド敗退
MLB23人NPB1人マイナー3人

ペレス&コントレラスの最強捕手体制…投手陣も盤石か

 侍ジャパン、米国代表、ドミニカ共和国代表のWBCにおける3強に、限りなく匹敵する戦力を有しているのがベネズエラ代表だ。2023年大会では米国代表を最後まで追い詰めながら、試合終盤に逆転のグランドスラムを浴びて涙をのんだ。結果以上に、その破壊力が世界に強烈な印象を残した。

 その心臓と言えるのが、2023年MVPのロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)だ。球界No.1有望株と評された天才は2018年にデビューして新人王を受賞、翌2019年には41本塁打&37盗塁を記録した。度重なる故障がありながら、2023年にMLB史上初の「40本塁打・70盗塁」を達成。スピードとパワーに加え、型にはまらないプレースタイルもまた、唯一無二の魅力だ。

 アクーニャJr.の後を固める打線は、もはや「切れ目」という概念が存在しない。2022年から3年連続で首位打者に輝いたルイス・アラエス内野手(ジャイアンツ)はアンカー役にぴったり。2019年にナ・リーグ三塁手歴代最多の49発を放ったエウヘニオ・スアレス内野手(レッズ)はパワーをもたらす。

 特に捕手陣の層は圧倒的だ。扇の要を担うのは、2021年に48本塁打を放ったサルバドール・ペレス捕手(ロイヤルズ)。ゴールドグラブ5回と卓越した強肩の持ち主で、先の塁を奪わせない。さらに、ウィリアム・コントレラス捕手(ブルワーズ)も強打強肩を誇り、兄のウィルソンもかつては大型捕手として活躍した。また、超新星のジャクソン・チュリオ外野手(ブルワーズ)もパワーとスピードをもたらす。

元3冠王のカブレラ、元巨人のパーラがコーチに

 打線が注目されがちだが、投手陣も粒ぞろいだ。2年連続で12勝のレンジャー・スアレス(レッドソックス)が先発陣を引っ張り、同じく左腕のエドゥアルド・ロドリゲス(ダイヤモンドバックス)、通算4度の2桁勝利を誇るヘルマン・マルケス(ロッキーズ)もいる。パブロ・ロペス(ツインズ)がトミー・ジョン手術を受けて離脱することになったのは悔やまれるが、オリックスで活躍するアンドレス・マチャド投手、剛腕ホセ・アルバラード投手(フィリーズFA)と繋ぐブルペンは十分に計算できる。

 首脳陣にも注目だ。殿堂入りが確実視される英雄ミゲル・カブレラが打撃コーチ、元巨人のヘラルド・パーラが一塁コーチとしてベンチを支える。経験と情熱を兼ね備えた布陣だ。

 プールDにはドミニカ共和国という優勝候補が控え、準々決勝ではプールCの侍ジャパンと対戦する可能性もある。優勝までは茨の道。それでも、アクーニャJr.を軸に据えたこのチームには、夢の世界一を現実に変えるだけの力がある。

ベネズエラ代表メンバー一覧

22
MG
オマール・ロペス

アストロズ(コーチ)
オマール・ロペス
20
カルロス・グズマン

メッツ(2A)
29
ダニエル・パレンシア

カブス
30
アンドレス・マチャド
34
アントニオ・センザテラ
37
エンマニュエル・デヘスス

タイガース(3A)
エンマニュエル・デヘスス
46
ホセ・アルバラード
48
ヘルマン・マルケス
54
ケイダー・モンテロ

タイガース
55
レンジャー・スアレス

レッドソックス
61
アンヘル・ゼルパ

ブリュワーズ
63
オダニエル・モスケダ

パイレーツ(3A)
64
リカルド・サンチェス

マガジャネス(ベネズエラ)
70
ホセ・ブット

ジャイアンツ
83
エドゥアルド・バザルド

マリナーズ
13
サルバドール・ペレス
23
ウィリアム・コントレラス
2
ルイス・アラエス

ジャイアンツ
ルイス・アラエス
40
ウィルソン・コントレラス
25
グレイバー・トーレス
0
アンドレス・ヒメネス

ブルージェイズ
アンドレス・ヒメネス
11
マイケル・ガルシア

ロイヤルズ
14
エゼキエル・トーバー

ロッキーズ
1
ジャクソン・チューリオ
16
ウィルヤー・アブレイユ

レッドソックス
ウィルヤー・アブレイユ
21
ロナルド・アクーニャJr.
4
ハビエル・サノハ

マーリンズ
辞退
パブロ・ロペス

ツインズ
パブロ・ロペス

(Full-Count編集部)

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