侍Jの宿敵は長らく低迷 打線は超強力も…投手陣に暗雲、カギ握る3人の韓国系米国人|韓国

  • 海外
  • 2026.02.24
  • 2026.03.05
韓国_C国旗
2023年大会 1次ラウンド敗退2017年大会 1次ラウンド敗退
MLB4人マイナー1人

3月7日に東京ドームで激突…並々ならぬ闘志を燃やす「宿敵」の現在地

 3月に開幕するWBCにおいて、野球日本代表「侍ジャパン」のプールC最大のライバルは、やはり韓国代表だ。3月7日の第2戦で激突する“宿敵”。かつて世界の頂点を争った強豪は、今大会もメジャーリーガーからKBO(韓国プロ野球)の若きスターまで、警戒すべき「刺客」たちを揃えてきた。

 打線の中心として最も警戒すべき存在は、ジャイアンツのイ・ジョンフ(李政厚)外野手だ。かつて中日でプレーしたイ・ジョンボム(李鍾範)氏を父に持ち、6年1億1300万ドル(約173億円)の大型契約を結んだ27歳。卓越したバットコントロールと対応力は国際舞台でも証明済みで、前回大会ではダルビッシュ有投手(パドレス)から適時打を放っている。メジャーでは“停滞”しているが、存在感を見せつけたい。

 さらに、ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献したキム・ヘソン(金慧成)内野手、2024年にKBO史上最年少で「トリプルスリー」を達成したキム・ドヨン(金倒永)内野手も中軸候補だ。昨年11月の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」で日本投手陣から2試合連続本塁打を放ったアン・ヒョンミン(安賢民)外野手も急成長を遂げている。

舵を切った「韓国系米国人」の大量招集

 2009年の第2回大会で準優勝を果たした韓国代表だが、直近3大会は1次ラウンド敗退と苦戦が続く。最大の課題は投手陣だ。今回、ドジャースやブルージェイズでメジャー通算78勝を挙げ、最優秀防御率のタイトルも獲得した38歳のリュ・ヒョンジン(柳賢振)投手が代表復帰。経験と実績は大きな武器となる。また、大谷翔平投手への“故意死球”発言が物議を醸したコ・ウソク(高佑錫)投手もブルペンの柱として期待される。

 一方で、エース候補だったウォン・テイン(元兌仁)投手と160キロ右腕ムン・ドンジュ(文棟柱)投手が故障で離脱するなど、不安材料も抱える。この窮地を脱するため、韓国代表が舵を切ったのが「韓国系米国人」の大量招集だ。2023年に12勝を挙げたデーン・ダニング投手や、長打力が魅力のジャーメイ・ジョーンズら、3人の実力者をリストアップ。KBOの勢いとメジャーの合理性を融合させた“ハイブリッド軍団”が、どのような化学反応を見せるのか。

 低迷が続く韓国野球にとって、東京ドームでの一戦は再浮上への試金石だ。下馬評では決して優位とは言えないが、かつては幾度となく劣勢を覆してきた歴史がある。“元準優勝国”の意地と執念は、決して侮れない。

韓国代表メンバー一覧

11
投
チョ・ビョンヒョン

SSG
チョ・ビョンヒョン
14
投
キム・ヨンギュ

NC
キム・ヨンギュ
19
投
コ・ウソク

タイガース(3A)
コ・ウソク
29
投
ソン・ジュヨン

LG
38
投
ノ・ギョンウン

SSG
47
投
クァク・ビン
60
投
パク・ヨンヒョン

KT
パク・ヨンヒョン
61
投
チョン・ウジュ

ハンファ
66
投
ソン・スンギ

LG
99
投
リュ・ヒョンジン
投
ユ・ヒョンチャン

LG
投
キム・テギョン

斗山
キム・テギョン
13
捕
チェ・ジェフン

ハンファ
チェ・ジェフン
27
捕
パク・ドンウォン

LG
パク・ドンウォン
2
一
ムン・ボギョン

LG
ムン・ボギョン
8
一
ノ・シファン

ハンファ
ノ・シファン
3
二
キム・ヘソン

ドジャース
キム・ヘソン
4
二
シン・ミンジェ

LG
シン・ミンジェ
10
二
シェイ・ウィットコム
5
三
キム・ドヨン
7
遊
キム・ジュウォン

NC
キム・ジュウォン
15
左
ジャーメイ・ジョーンズ
51
左
ムン・ヒョンビン

ハンファ
ムン・ヒョンビン
65
左
ク・ジャウク

サムスン
17
中
パク・ヘミン

LG
パク・ヘミン
22
中
イ・ジョンフ

ジャイアンツ
イ・ジョンフ
23
右
アン・ヒョンミン

KT
アン・ヒョンミン
辞退
投
ウォン・テイン

サムスン
ウォン・テイン
辞退
投
ライリー・オブライエン

(Full-Count編集部)

RECOMMEND