大谷翔平から三振奪った“超遅球右腕” 日本ファンの心掴んだ「二足のわらじ軍団」|チェコ


前回大会では日本との心温まる交流でも話題に
チェコは欧州の野球大国だ。2023年の初出場時は「二足のわらじ」を履く選手たちのひたむきな姿が、日本ファンのハートを掴んだ。中国戦でWBC初勝利を挙げ、侍ジャパン相手にも中盤まで接戦を演じるなど実力を証明した。2026年大会へのストレートインとなる切符も勝ち取り、再び東京ドームへと帰ってくる。
エースのオンジェイ・サトリア投手(アローズ・オストラヴァ)は緩急で大谷翔平投手から三振を奪うなど、日本のスター相手に一歩も引かない勝負強さは折り紙付きだ。ストレートは最速でも130キロに届かないが、チェンジアップとカーブを巧みに操る投球スタイルは、“遅球”を武器にNPB通算176勝を挙げた星野伸之投手をも彷彿とさせる。
また、三振を奪った翌日に大谷からユニホームやバットにサインをもらったほか、宮城大弥投手とユニホームを交換するなど、心温まる交流も話題となった。サトリアもプロではなくアマチュアで、「二足のわらじ」を履く選手のひとり。昨年9月に来日し、ロッテ-オリックス戦でファーストピッチを行った。

元巨人のフルプは前回大会で佐々木朗希から二塁打
打線の核はマレク・フルプ外野手だ。193センチの巨漢を生かした長打力は「チェコのジャッジ」と称される。特筆すべきは剛腕への対応力。前回は佐々木朗希投手の163キロを捉え、二塁打を放った。2024年に巨人と育成契約を結び、昨季は支配下昇格から1軍で2試合出場。今季はメキシコでプレーする。
チェコは侍ジャパン、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアと同組のプールC。劣勢が予想されるが、“何も起きない相手”ではないことは前回大会で証明済み。ダニエル・パディシャーク投手(前オイシックス)らもこの3年間で経験を積み、東京ドームに再び「チェコ旋風」が吹き荒れる日は近い。
チェコ代表メンバー一覧

(Full-Count編集部)








