侍ジャパンを手玉に取った“天敵” プレミア12王者の打線に加わる「米国の風」|チャイニーズ・タイペイ

  • 海外
  • 2026.02.24
  • 2026.03.05
チャイニーズ・タイペイ_C国旗
2023年大会 1次ラウンド敗退2017年大会 1次ラウンド敗退
MLB1人NPB5人マイナー8人

リン・ユーミンは2024年の「プレミア12」で優勝の立役者に

 2023年のWBCでは台中での熱狂を呼びながらも、チャイニーズ・タイペイは失点率に泣き、1次ラウンドで姿を消した。しかし、2024年11月のプレミア12では決勝で侍ジャパンを4-0で完封し、悲願の世界一に輝いた。予選ラウンドでは3位通過となったが、本戦進出決定戦でスペインに勝って辛くも突破。自国開催の熱狂を超え、東京での返り討ちを狙う布陣には、侍ジャパンの「天敵」も入った。

 投手陣の軸として期待されるのが、ダイヤモンドバックス傘下3Aでプレーする左腕、林昱珉(リン・ユーミン)投手だ。プレミア12の決勝では、日本の強力打線を相手に4回無失点の快投を見せ、歴史的勝利の立役者となった。許した安打は、源田壮亮内野手の内野安打1本のみ。キレ味鋭いスライダーと落差の大きいチェンジアップを武器に三振を量産する。

 まさに侍ジャパンにとっての「天敵」。昨季はマイナー3Aで1年を過ごしたが、打高のPCL(パシフィックコーストリーグ)で23試合に先発登板し、5勝7敗、防御率6.64と壁に当たった。先発投手陣は古林睿煬投手(グーリン・ルェヤン、日本ハム)、荘陳仲敖投手(ヂュアン・チェン・ジョン・アオ、アスレチックス傘下)、徐若熙投手(シュー・ルオシー、ソフトバンク)らと見られ、林を日本に当てる可能性も高い。

国内外の精鋭が集結した「ドリームチーム」

 また、野手陣の目玉となるのが、メジャー通算277試合で18本塁打を放ったスチュアート・フェアチャイルド外野手(ガーディアンズ傘下)だ。シアトル出身の29歳は、母が台湾人であることから出場資格を得た。台湾打線に「米国の風」を吹き込む。さらには、「国防部長」の異名をとった張育成内野手(富邦)らも健在で、まさに国内外の精鋭を集めた「ドリームチーム」が完成した。

 プールCの舞台は東京ドーム。好敵手の韓国や日本がひしめくグループとなるが、臆する様子はない。プレミア12覇者のプライドとCPBL、NPBだけでなく、MLBの力をも融合したチャイニーズ・タイペイ。プレミア12からさらに進化したアジアのライバルに、侍ジャパンは前回以上の衝撃に備えなければならない。

チャイニーズ・タイペイ代表メンバー一覧

99
MG
ツェン・ハオジュ

樂天モンキーズ
ツェン・ハオジュ
11
投
グーリン・ルェヤン
12
投
リン・シーシャン

台鋼
リン・シーシャン
19
投
チャン・イー
20
投
チェン・グァンユウ

樂天モンキーズ
チェン・グァンユウ
37
投
チャン・ジュンウェイ

ソフトバンク
チャン・ジュンウェイ
42
投
リン・ウェイエン

アスレチックス(2A)
リン・ウェイエン
44
投
チェン・ポーユウ

パイレーツ(3A)
チェン・ポーユウ
45
投
リン・ユーミン

Dバックス(3A)
リン・ユーミン
47
投
チェン・ハオチュン

中信兄弟
48
投
ジュアン・チェン・ジョンアオ

アスレチックス(2A)
ジュアン・チェン・ジョンアオ
58
投
フー・チーウェイ

統一
60
投
ツェン・ジュンユエ

富邦
92
投
シャ・ズーチェン

アスレチックス(A+)
シャ・ズーチェン
96
投
スン・イーレイ

日本ハム
スン・イーレイ
0
投
リン・カイウェイ

味全
リン・カイウェイ
00
投
シュー・ルオシー

ソフトバンク
シュー・ルオシー
27
捕
リン・ライル

ハイポイント・ロッカーズ(米独立)
リン・ライル
63
捕
チャン・シャオホン

味全
チャン・シャオホン
1
内
チェン・ツォンチェ

ナショナルズ
18
内
チャン・ユー

富邦
チャン・ユー
39
内
ウー・ネンティン
55
内
リー・ハオユウ

タイガース(3A)
リー・ハオユウ
90
内
チャン・クンユウ

中信兄弟
15
UT
リン・ズーウェイ

樂天モンキーズ
17
外
スチュアート・フェアチャイルド
77
外
リン・アンク
98
外
チェン・チェンウェイ

樂天モンキーズ
外
ソン・チェンルイ

中信兄弟
辞退
内
ジョナソン・ロング

カブス(2A)
ジョナソン・ロング

(Full-Count編集部)

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