大谷への“故意死球”発言から3年「語ることも失礼」 韓国代表27歳に残る後悔

WBC韓国代表コ・ウソク「自分が抑えるイメージを持つのはなかなか難しい」
「大谷翔平についてどう思いますか?」。WBC韓国代表のコ・ウソク(高佑錫)投手の表情は一瞬だけ歪んだ。まだ苦い思い出として脳裏に残っているようだ。
「正直、僕が彼について語ること自体が、少し失礼ではないかと思うほどです。ただ、マウンドに立って打者として対戦できるなら、それだけで光栄なことだと思っています。対戦を想像しますが、自分が抑えるイメージを持つのは、なかなか難しいですね」
3年前の2023年2月。WBC開幕前だった。「大谷と対戦したら」との問いかけに「投げるところがなければ、痛くないところに(ボールを)当てなければならない」などと発言。大谷への“故意死球”発言は、謝罪する事態にまでなった。27歳になった右腕は、こう自戒を込める。
「当時もあのような意図で話したわけではなかったんです。僕たちはプロ野球選手である前に一人の人間です。同じ人間として対戦するのに、わざとぶつけるようなことは僕の考えではあり得ないことです」
「ただ、理由はどうであれ、あのような形で内容が伝わってしまったことについては反省しています。もっと言葉には気をつけなければいけないと考えるきっかけになりました」
韓国プロ野球・LGで通算139セーブを挙げたクローザーだったが、2024年のメジャー挑戦後は苦戦。ここ2年間はマイナー暮らしとなっている。前回WBCでは本戦前の強化試合で負傷降板。1試合も登板できないまま大会を終えた。
「正直に言って、今回の日本代表のメンバーは、これまでの大会を含めても過去最高ではないかと感じている。1番から9番まで隙のないラインナップだ。小技もできる選手やパワーのある選手が揃っていて、すごくバランスがいい。個々の選手を見ても本当に素晴らしい選手たちが集まっているなと思う」
侍ジャパン打線を封じ、今後の何かきっかけをつかみたいところだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)