台湾監督が拒絶した禁断の質問 日本人から2度の問いかけも…プレミア12王者が崖っぷち

台湾は6日に侍ジャパンと対戦する、指揮官は先発投手を明言せず
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグC組が5日、東京ドームで開幕した。チャイニーズ・タイペイはオーストラリアに完封負けを喫した。ツェン・ハオジュ(曾豪駒)監督は「台湾から日本へ、そして台湾で応援してくれているファンの皆さんに感謝します。皆さんの期待に応えられなかった。今日の敗戦は私の責任だ。選手たちを最高の状態に持っていき、勝たせることができなかった」と肩を落とした。
3年15億円でソフトバンク入りした剛腕シュー・ルオシー(徐若熙)は、4回53球を投げて2安打無失点。1次ラウンドの球数制限は65球。まだ余裕があったが、4回降板となった。ツェン監督は「1イニングごとに状態を確認していた。4回が終わった時点で、相手打線が2巡目に入ること、また彼の休息やパフォーマンスを考慮して、あそこで交代させるのがベストだと判断した」と言葉を絞り出した。
6日は野球日本代表「侍ジャパン」と対戦する。前回大会で1次ラウンドを突破したのは4戦全勝の侍ジャパンと3勝1敗の豪州。仮に日本戦で敗れれば、1次ラウンド突破は極めて厳しくなる。会見中に日本メディアから「明日の先発投手を教えてください」と2度問われたが、ツェン監督は回答せず。まるで日本戦の先発投手についての質問がなかったかのように言葉を紡いだ。
「日本代表には良い打者が揃っているし、素晴らしい投手もいる。彼らは能力が高く、国際大会での経験も豊富だ。明日対戦できることを楽しみにしているし、グラウンドに立つ以上、自分たちの最高のパフォーマンスを引き出して戦うだけだ」。2024年プレミア12王者が、崖っぷちに立たされた。
(Full-Count編集部)