台湾主将、韓国との死闘制し「涙が出た」 連日4万人超の歓声に感謝「東京Dがホームに」

韓国代表との死闘を制し喜びを爆発させる台湾代表【写真:加治屋友輝】
韓国代表との死闘を制し喜びを爆発させる台湾代表【写真:加治屋友輝】

台湾指揮官「マイアミへ向かう目標を忘れない」

■チャイニーズ・タイペイ 5ー4 韓国(8日・東京ドーム)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールCは8日、第1試合でチャイニーズ・タイペイが延長タイブレークの末5-4で韓国に勝利した。死闘を制した台湾のツェン・ハオジュ監督は会見で喜びを語り、「楽しくもあり、苦しい試合だった」と振り返った。

 壮絶なシーソーゲームを制した。指揮官は「非常に面白い試合、楽しくもあり苦しい試合だった、最後には団結して、この試合を勝ち取ることができた」と振り返った。「選手はタスクをこなしてくれた。勝てて非常に嬉しいです」と選手を称えた。

 2回に4番ジャン・ユーチェンが左翼席にソロを叩き込んで先制。5回に同点にされ、1点を勝ち越して迎えた6回には2番手リン・ウェイエンがキム・ドヨンに左翼バルコニー席へ飛び込む逆転2ランを許したが、8回にはスチュアート・フェアチャイルドが逆転2ランを放った。場内は総立ちの異様な熱気に包まれた。

 8回に同点に追いつかれ試合は延長タイブレークに突入。10回無死二塁から相手の野選で一、三塁とすると9番のチャン・クンユウがスクイズを決めた。代走で出場していた主将のチェン・ジェシェンが指を骨折していながらも、気迫の生還を果たした。その裏にツェン・ジュンユエが無失点で切り抜けた。チェン・ジェシェンはベンチで涙を流していた。

 ジェシェンは「チームメートに感謝したい。チームメートがいい結果を出すことを期待していた。ファンからの声援も届いた。勝つことができて涙が出てきました」と胸中を語った。フェアチャイルドも「東京ドームが私たちのホームになった。ファンの皆様に感謝。チームメートが全力を尽くした。最後にキャプテンが勇気をくれた」と振り返った。

 チャイニーズ・タイペイは1次ラウンドは韓国とチェコに勝利、日本と豪州に敗れ2勝2敗で終えた。8日の第2試合で豪州が日本に勝利するれば敗退が決まる。豪州が敗れた場合は、9日の韓国と豪州の試合で韓国が勝利し、かつ失点率によって、韓国かチャイニーズ・タイペイのどちらかが準々決勝に進出する。

 指揮官は「マイアミへ向かう目標は忘れないでいたい」と前を向いた。ジェシェンも「運命に委ねられているので待つだけです」。フェアチャイルドは「チームが成し遂げたことを誇りに思う。あとは天に運命を委ねたい」と胸を張った。

(Full-Count編集部)

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