台湾主将に「こっちまで涙が」 執念出場→劇的生還で韓国との死闘制す…日本人も感激

韓国戦に出場したチャイニーズ・タイペイのチェン・ジェシェン【写真:小林靖】
韓国戦に出場したチャイニーズ・タイペイのチェン・ジェシェン【写真:小林靖】

骨折を押して代走出場、決勝のホームを踏んだ主将がベンチで涙

■チャイニーズ・タイペイ 5ー4 韓国(8日・東京ドーム)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールCは8日、東京ドームで行われ、チャイニーズ・タイペイ代表が延長タイブレークの末に韓国代表を5-4で下した。指を骨折していながら代走で出場し、劇的な決勝のホームを踏んだ主将のチェン・ジェシェン外野手が試合後に大号泣。その姿や言葉に、日本のファンからも「こっちまで涙が」と感動の声が広がっている。

 両チームの意地がぶつかり合う、壮絶なシーソーゲームとなった。同点で迎えた延長10回、チャイニーズ・タイペイは無死二塁から相手の野選で一、三塁の好機を作ると、9番のチャン・クンユウ内野手がスクイズを敢行。この時、三塁走者として代走で出場していた主将のチェン・ジェシェンが、指を骨折している状態でありながら気迫の生還を果たした。

 その裏の韓国の攻撃を無失点で切り抜け、激闘を制したチャイニーズ・タイペイ。試合後、チェン・ジェシェンはベンチで涙を流していた。後の会見では「チームメートに感謝したい。チームメートがいい結果を出すことを期待していた。ファンからの声援も届いた。勝つことができて涙が出てきました」と胸中を吐露し、死力を尽くした仲間とファンへの感謝を口にした。

 先制本塁打を放ったジャン・ユーチェン内野手らとともに、勝利の瞬間に歓喜の涙を流した選手たち。国を背負って戦う彼らの熱い思いと、最後まで諦めない執念のプレーは、SNS上の日本のファンにも大きな感動を与えた。

 中継映像などで主将の言葉や涙を流す姿を見たファンからは、「陳傑憲選手の言葉、本当に胸に響きますね」「台湾の諦めない姿に心揺さぶられました」と称賛のコメントが殺到。「主将の陳傑憲や張育成の号泣を見てこっちまで涙が……」「私も泣いたわ」と感極まる声や、「タイブレークの死闘に鳥肌が止まらない」と両チームの熱戦を称える声が相次いでいた。

(Full-Count編集部)

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