韓国投手陣が直面する“17/20” WBC敗退危機も…母国メディア悲痛「日本の層は厚い」

侍ジャパンに敗れた韓国代表ナイン【写真:中戸川知世】
侍ジャパンに敗れた韓国代表ナイン【写真:中戸川知世】

直球の平均球速は約146.6キロで20か国中17位に低迷

■オーストラリア ー 韓国(9日・東京ドーム)

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールCは、すでに侍ジャパンが準々決勝進出進出を決めている。残る1枠は、9日の韓国-オーストラリア戦次第で決まる。かつては強豪だった韓国代表は2013年大会からグループリーグで敗退中。今大会も投手陣が滅多打ちにあい、苦戦している。原因の一つは“パワー不足”かもしれない。

 MLB公式の「ベースボール・サバント」はWBCにおけるデータを公開している。韓国代表の過去3試合の直球の平均球速は91.1マイル(約146.6キロ)で、20か国中17位にとどまっている。今大会の韓国投手陣は決定的な場面で長打を浴びており、被本塁打8は参加国の中で最多。7日の日本戦でも大谷翔平投手をはじめ3被弾を献上した。

 韓国メディア「スターニュース」は「『衝撃』韓国の直球球速、WBC20か国中17位→日本5位・台湾12位と格差実感……これが被本塁打量産の原因か」との記事で自国の課題を分析した。日本では大谷が今回投手として出場していないにもかかわらず上位につけており、「大谷翔平が登板していない状態での記録であり、日本投手陣の層の厚さを実感させる」と羨望の声を寄せた。

 同メディアは「現代野球のデータによれば、球速が低いほど打者の芯で捉える確率と飛距離は比例して伸びる傾向にある」と指摘し、韓国投手陣のパワー不足に頭を抱えた。もちろんパワーピッチャーが必ずしもいいわけではないが、韓国投手陣は“軟投派”が多く、しかも制球力が高いわけでもない、というのがもどかしい現状だ。

 韓国は9日のオーストラリア戦で5点差以上をつけ、かつ2失点以下に抑えて勝利すればグループリーグ突破が決まる。かなり狭き道。試合は4回終了時点で韓国が4-0とリードしている。

(Full-Count編集部)

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