勝利の立役者も…韓国主砲に台湾から“誹謗中傷の嵐” 地元紙憤慨「度を越した人格否定」

韓国代表のムン・ボギョン【写真:加治屋友輝】
韓国代表のムン・ボギョン【写真:加治屋友輝】

9回に三振したムン・ボギョンに台湾から誹謗中傷

■韓国 7ー2 オーストラリア(9日・東京ドーム)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールCは9日、東京ドームで行われ、韓国代表はオーストラリア代表に7-2で勝利し、準々決勝進出を決めた。歓喜に沸く一方で、9回の攻撃で見逃し三振に倒れた韓国の主砲に対し、1次ラウンド敗退が決まったチャイニーズ・タイペイのファンからSNS上で誹謗中傷が殺到する事態となっている。韓国メディアが「度を越した人格否定」と苦言を呈している。

 韓国メディア「スポーツ京郷」は10日、「『わざとバットを振らなかった? 』…WBCベスト8の立役者ムン・ボギョン、台湾ファンの“SNSテロ”に苦しむ」との見出しで記事を公開した。今大会の1次ラウンド4試合で打率.538、2本塁打、11打点と猛打を振るった主砲のムン・ボギョン内野手が、思わぬ標的になっていると伝えた。

 発端となったのは、9日に行われたオーストラリアとのプールC最終戦だ。韓国が7-2でリードして迎えた9回2死の打席で、ムン・ボギョンは相手投手の投球を見送り、3球で見逃し三振に倒れた。この結果、韓国が2位で1次ラウンド突破を決め、台湾の敗退が確定した。

 これに対し、チャイニーズ・タイペイのファンから「ムン・ボギョンがわざと三振を喫し、台湾を脱落させた」という怒りの声が巻き起こった。同メディアによると、ムン・ボギョンのSNSには「スポーツマンシップがない」「わざとバットを振らなかった」といった抗議だけでなく、「豚」「醜い」といった度を越した人格否定のコメントが漢字で数千件も殺到しているという。

 韓国が8得点以上取らない限り、チャイニーズ・タイペイが2位で準々決勝に進出できる可能性がゼロだった。自国の敗退による鬱憤を韓国の選手にぶつける「八つ当たり」に過ぎないと指摘される今回の騒動。思わぬ事態に巻き込まれた韓国代表だが、14日には舞台を米マイアミのローンデポパークに移し、プールDの1位チームと準々決勝を戦う予定となっている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND