まだ29歳でチェコ代表引退…サトリアの「最も大切なこと」 野球以外の競技も「もっと上手くなりたい」
チェコ代表のオンジェイ・サトリア【写真:荒川祐史】日本のマウンドに帰ってきたサトリア、チェコ代表は今大会が最後
チェコ代表として第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したオンジェイ・サトリア投手は、今大会限りで代表チームから退く。前回大会で話題になった右腕はまだ29歳だが、なぜ決断を下したのか。
2月20日、たっぷりの髭を蓄え、また日本に帰ってきた。
「私たちの国はよく似ていると思うので、また家に帰ってきたような気分だね」
2023年のWBCでは、1次ラウンドの日本戦(東京ドーム)に先発。120キロ前後の直球とチェンジアップ、カーブを組み合わせ、初回はヌートバーと近藤から三振を奪取。3番・大谷も一ゴロに打ち取った。大谷の第2打席ではチェンジアップで空振り三振に仕留め、“大谷から三振を奪った男”として、サトリアの名は一気に広まった。
「あの瞬間はまだイニングの2アウト目だったから、次の打者に集中しなきゃならなかった。ただ、野球人生で最高の出来事だったのは事実。おかげで私だけでなく、チェコの野球界全体が世界的に少し有名になれたことが一番重要だと思ってるよ」
サトリアは現在29歳、まだまだこれからという時期ではあるが、チェコ代表として戦うのは今回が最後だと決めている。理由は明確だった。
チェンジアップの握りを見せるサトリア【写真:上野明洸】代表引退を決めた理由「私にとって最も大切」
(上野明洸 / Akihiro Ueno)
