涙の豪州代表、試合後の振る舞いに日本人感激 ベンチで呆然も…「マナーといい最高最強」

試合後、スタンドに挨拶する豪州代表ナイン【写真:小林靖】
試合後、スタンドに挨拶する豪州代表ナイン【写真:小林靖】

あと一歩で1次ラウンド突破を逃し涙、それでもグラウンドでファンへ感謝

■韓国 7ー2 オーストラリア(9日・東京ドーム)

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールCは9日、東京ドームで行われ、オーストラリア代表は韓国代表に2-7で敗れた。あと一歩のところで1次ラウンド敗退が決まり、試合後はベンチで涙を流す選手もいたが、その後グラウンドに出て観客へ挨拶。その気丈な振る舞いに、SNS上の日本のファンからも「グッドルーザーでした」と称賛の声が上がっている。

 オーストラリアは韓国に敗れても、6失点かつ4点差以内であれば1次ラウンド突破が決まる状況だった。しかし、2-6で迎えた9回に痛恨の1点を奪われ、再び5点差に。最後はこの点差を縮められず、あと一歩のところで準々決勝進出を逃した。

 試合後、残酷な結末にベンチの選手たちは呆然とし、立ち上がれずに涙を流していた。全米ドラフト1位のトラビズ・バザーナ内野手もショックを隠しきれない様子だった。しかし、悲しみを堪えてグラウンドに整列すると、観客に向けて感謝の意を込めて拍手を送った。敗れてもなお見せた勝者のような振る舞いに、一塁側の自国ファンだけでなく、三塁側の韓国ファンからも大きな拍手が送られていた。

 極限の状況下で見せたオーストラリア代表の素晴らしいスポーツマンシップに、SNS上の日本の野球ファンも大いに感銘を受けた様子だった。「グッドルーザーでした」「オーストラリアチームは、相手に対してのリスペクトも深い非常に素晴らしいチームだった」と称賛のコメントが殺到した。

 さらに、一番悔しいはずの場面で相手やファンに敬意を払う姿勢に対し、「凄いよな。本当に一番悔しいギリギリの敗退。これを気丈に振る舞えるんだから」「オーストラリアのスポーツマンシップと礼儀の良さは、本当に素晴らしいと思います」と感嘆する声が続出。「野球だけでなく、スポーツマンシップといい、マナーといい最高最強のチームだ」と、最後まで礼儀正しかった彼らを称える温かい声が相次いでいた。

【実際の様子】立ち上がれずに涙も…オーストラリア代表が見せた試合後のリスペクト

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