チェコ監督、日本に改めて感謝「会見だけでは言い尽くせない」 人生が変わった3年間

チェコ代表のパベル・ハジム監督【写真:荒川祐史】
チェコ代表のパベル・ハジム監督【写真:荒川祐史】

侍ジャパン戦の前に会見に臨んだチェコのハジム監督

■日本 ー チェコ(10日・東京ドーム)

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)チェコ代表は10日、東京ドームで野球日本代表「侍ジャパン」と対戦する。試合前、パベル・ハジム監督が「記者会見だけでは私たちの感謝は言い尽くせない」と日本への感謝の言葉を述べた。

 2大会連続出場となったチェコは前回大会で1次ラウンド敗退だったものの、紳士的な振る舞いが話題に。対戦後に大谷翔平投手(ドジャース)がチェコの帽子を被って米国に入ったことも注目を浴びた。

 その後は、侍ジャパンの栗山英樹前監督がチェコを訪れたり、ロッテが交流したりと日本と欧州で野球のつながりが深まった。ハジム監督は「信じられない3年間だった。大学日本代表が国に来てくれたり、ヨーロッパ選手権には栗山監督が来てくれたりしました」と振り返った。

 この日、会見には欧州選手権の銅メダルを首にかけて登場した。「いい質問をありがとう。ここにメダルを持ってきたのは、世界の方々にメダルをみてほしかった」と理由を語り、「観光をしに来たわけではない、厳しい戦いの末にメダルをとった。このメダルはプロフェッショナル同士の戦いで勝利した証」と語った。

 今大会はここまで未勝利。7日のチャイニーズ・タイペイ戦で0-14でコールド負けを喫し、3連敗となり、すでに1次ラウンド敗退が決定していた。それでも「この3年間というのは日本の皆さんに本当に感謝です。記者会見だけでは私たちの感謝は言い尽くせない」と語った。

 先発には前回大会で大谷から三振を奪い話題になったオンジェイ・サトリア投手が登板する。「今日の起用の理由は大谷を三振に取ったからではない」とハジム監督。今大会での代表引退を決めている右腕について「先発投手としてサトリアが過去にチェコ野球にもたらしたものは大きい。彼がしたことは未来に道を作った」と最後の試合を託した。

(Full-Count編集部)

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