涙の敗退も…「日本、本当にありがとう」 感激した“おもてなし”、豪州広報が綴った思い出

韓国に2-7で敗戦…惜しくも準々決勝進出ならず
■韓国 7ー2 オーストラリア(9日・東京ドーム)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組が9日に東京ドームで行われ、オーストラリア代表は韓国代表に2-7で敗れた。失点率の差で敗退が決まったが、死力を尽くした選手たちには惜しみない拍手が送られた。オーストラリア代表の広報を務めるエリック・バルナー氏が自身のSNSを更新し、温かい声援を送った日本のファンへ、日本語で感謝の思いを綴った。
勝てば無条件で1次ラウンド突破となる大一番だったが、序盤から韓国打線に捕まって0-5とリードを許した。オーストラリア代表は敗戦でも「6失点以内かつ4点差以内」であれば突破の可能性が残されており、8回に再び4点差として2位通過のチャンスを掴んだが、9回に失策などもあって失点。最後は反撃できず、選手たちはベンチやフィールドで涙を流し、茫然自失とした様子だった。
それでも、最後は一塁側のベンチ前に気丈に整列し、脱帽してスタンドのファンへ向けて拍手を送った。観客席も総立ちとなり、三塁側の韓国ファンも含めて球場全体が“グッドルーザー”を称えていた。
敗戦から一夜明け、バルナー氏は自身のX(旧ツイッター)を更新した。「日本の皆さんへ」と切り出し、「オーストラリア代表のSNSを通じて私とつながってくれて本当にありがとうございました」と投稿。「日本の皆さん、特に府中の皆さんへ。街を案内してくれたり、美味しい食べ物を教えてくれたり、たくさんの優しさをありがとうございました」と感謝した。
「野球には人と人をつなぎ、友情を生み出す力があると信じています」「私は野球とコミュニティの力が大好きです。だから日本で同じ気持ちを持つ人たちに出会えたことが本当に嬉しかったです」と感銘を受けた様子で、「この旅は一生忘れません」と締めくくった。