イタリア代表、1位通過で準々決勝進出 米国に続きメキシコ撃破…パスカンティーノがWBC史上初3HR

イタリア代表ナイン【写真:ロイター】
イタリア代表ナイン【写真:ロイター】

前日11日には米国代表を8-6で粉砕

■イタリア 9ー1 メキシコ(日本時間12日・ヒューストン)

 イタリア代表は11日(日本時間12日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールBの最終戦、メキシコ戦に大勝した。前日の米国戦に続く金星を手にし、4連勝で1位通過を決めた。“ダークホース”が旋風を巻き起こしている。

 勢いは間違いなく本物だ。前回大会でも8強入りしたイタリア代表は2連勝で10日(同11日)の米国戦を迎えると、強力打線が爆発。一時は8-0でリードした。最後は2点差に迫られるも勝利し、フランシスコ・セベリ監督は「おそらく人生で最高の日だね」と歓喜した。

 迎えたメキシコ戦はイタリアを含めた3か国の運命が決まる一戦だった。イタリアは勝てば無条件で1位通過が決まるが、失点次第では敗退の可能性もあった。さらに失点率の状況はすでに最終戦を終えた米国にも影響し、文字通りの運命の試合。大きなプレッシャーがかかった試合ながらも、“エスプレッソ軍団”が本領を発揮した。

 2回に主砲のビニー・パスカンティーノが先制ソロを放つと、4回には2022年盗塁王のジョン・バーティにも一発。5回はスクイズ、3番のジェイコブ・マーシーが2死満塁から右前2点適時打で一気に5-0とリードした。パスカンティーノは6回、8回にもアーチをかけた。WBCでの1試合3本塁打は史上初の偉業だった。

 投げても先発したMLB通算109勝のアーロン・ノラ投手(フィリーズ)が5回4安打無失点5奪三振の好投を見せた。7回には1点を返され、なお1死満塁のピンチを作ったものの、最少失点で切り抜けた。

 勝利の瞬間、イタリアナインは歓喜の輪を作った。決して野球が盛んな国ではないが、優勝候補と目される米国、メキシコを飲み込んだ勢いは本物だ。準々決勝ではプールA2位通過の強豪プエルトリコと対戦する。

(Full-Count編集部)

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