イタリア代表、快進撃生んだ「12-32」 米国超えの1位通過…WBC席巻の“伏兵”が残した衝撃

イタリア代表が全勝で準々決勝に進出
イタリア代表は11日(日本時間12日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールBのメキシコ戦に9-1で大勝し、4連勝で準々決勝進出を決めた。優勝候補にもあげられていた米国、メキシコの突破を予想する声も多かったが、“伏兵”のイタリアが1位通過。今大会で台風の目となっている。
3連勝で迎えたメキシコ戦、投打の“柱”が存在感を示した。不振が続いていたビニー・パスカンティーノ内野手がWBC史上初の1試合3本塁打で打線をけん引。投げてはアーロン・ノラ投手が5回無失点の好投で勝利を引き寄せた。終わってみれば4本塁打を含む10安打9得点でメキシコに圧勝。負けなしの1位で決勝ラウンド進出を決めた。
10日(同11日)の米国戦も、試合序盤からイタリア打線が爆発。6回までに3本塁打が飛び出し、一時は8点リードを奪った。終盤は米国に追い上げられるも、最後はアーロン・ジャッジ外野手から空振り三振を奪った。一打同点のピンチをしのぎ、スター選手を揃えた米国に白星を渡さなかった。
イタリア代表が1次ラウンド4試合で奪った得点は32点。チーム全体で12本塁打、40安打の強力打線が快進撃を支えている。なかでも活躍が目立つのは21歳のダンテ・ノリ外野手。イタリアの“新星”は、4試合に出場し打率.500(12打数6安打)、2本塁打、5打点、OPS1.617を残している。主砲のパスカンティーノは無安打が続いていたが、メキシコ戦で3本塁打を放ち、上り調子で準々決勝を迎えることになる。
14日(同15日)に行われる準々決勝では、プールA2位通過の強豪プエルトリコと対戦する。WBCを席巻している“イタリア旋風”はどこまで続いていくか。決勝ラウンドでの戦いにも注目が集まっている。
(Full-Count編集部)