鷹日本一に根付いた極意 伴コーチが説いた固定概念の打破…サラリーマンも使える思考法

ソフトバンクの日本一に貢献した伴氏の著書が出版
ソフトバンクのメンタルパフォーマンスコーチを務める伴元裕氏が12日、初の著書「集中力革命」をGakkenから出版した。昨季、選手たちと共に取り組んできた「何に注意を向け、集中すべきか」という具体的な手法を言語化。野村勇内野手や柳町達外野手といったアスリートたちのパフォーマンスがいかに安定したかを題材に、大事な場面で本来の力を発揮するためのアプローチが解説されている。
伴コーチは、多くの人が抱く「集中力は保つもの」という既成概念を覆し、集中とは「逸れたときに戻すもの」であることをチームに浸透させた。一流のプロ選手であっても集中が逸れることは避けられない。しかし「逸れたときに戻すべき場所」さえ明確に決めておけば、即座に修正が可能になるという。結果への過度な執着を捨て、目の前のプレーに100%没頭する思考法こそが、パフォーマンス発揮の鍵となる。
野球を題材にしながらも、かつてサラリーマン経験を持つ伴コーチの「ビジネスパーソンの役に立ちたい」という強い思いから執筆された一冊。一瞬の反応が求められるスポーツと、積み重ねが重要なビジネスとでは性質が異なるが、メンタルは後から磨くことができる「技術(スキル)」である点は共通している。日々プレッシャーのかかる現場で戦うすべての人へ、精神論ではない実践的な集中力の高め方を届けている。
(Full-Count編集部)