韓国代表、WBCで直面した“現実” 監督「劣っている」 奇跡の8強入りも…復権への課題

ドミニカ共和国に敗れた韓国代表【写真:アフロ】
ドミニカ共和国に敗れた韓国代表【写真:アフロ】

ドミニカ共和国にコールドで大敗

 MLBのスターが揃う強豪国の前に、完敗だった。韓国代表は13日(日本時間14日)、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝・ドミニカ共和国戦に0-10で7回コールド負けを喫した。試合後には監督や選手が、近年指摘され続ける課題について言及した。

 1次ラウンドではスコアに条件が付く中で勝たなければならない豪州戦に7-2で勝利。奇跡的に準々決勝進出を決めた。しかしドミニカ共和国には投打で完全に力負けだった。

 近年の韓国代表の課題が投手陣だ。投手ではメジャーでプレーする選手が一人もおらず、制球力や全体的な球速については他国に比べてかなり劣る。チーム防御率は準々決勝が終わった時点で、20か国中で15位の5.91だった。

 準々決勝では短いイニングに集中させる形で9投手をつぎ込んだが、全体的な直球の遅さは対戦したドミニカ共和国と比べると顕著だった。2024年にKBO最多勝に輝いた速球派のクァク・ビンが156キロ、米国でプレーするコ・ウソクが151.8キロだったが、その他の投手は145キロ前後にとどまっていた。

 試合後、投手力の低さについて指摘されたリュ・ジヒョン監督は「国際大会に出た時に、韓国の投手たちの球速が他国に比べて劣っているというのは事実です」とコメント。7回に登板したチョ・ビョンヒョン投手は「確かに投手力が少し弱いなと痛感しましたし、僕自身もまだまだ足りない部分が多いと感じました」と振り返った。

 打線についてはキム・ハソン、ソン・ソンムンが怪我で参加できなかったものの、米国人のジャメイ・ジョーンズ、シェイ・ウィットコムに加え、25歳のムン・ボギョンや22歳のアン・ヒョンミンといった若手の活躍は今後に向けての収穫だ。投手陣は最速161キロ右腕のムン・ドンジュが負傷で参加できなかったもの、復権に向けては全体的な投手力の向上が求められる。

(Full-Count編集部)

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