韓国球界を変えた“侍Jからの屈辱” 3年で様変わり…ドミニカ共和国に惨敗も先駆者が見た光
WBC準々決勝でドミニカ共和国代表に敗れた韓国代表【写真:荒川祐史】アジア人投手歴代最多記録のメジャー通算124勝を誇る朴贊浩氏
13日(日本時間14日)に米マイアミのローンデポ・パークで行われた2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝。優勝候補筆頭のドミニカ共和国が自慢の打線で韓国を圧倒し、10-0で7回コールド勝ちを収めた。韓国は実力の差をまざまざと見せつけられた形になったが、「この経験が次につながる一歩になれば」と願うのが、韓国人として初めてメジャーリーガーになった朴贊浩(パク・チャンホ)氏だ。
惨敗の中にも未来へ続く一筋の光が見えている。2009年の第2回大会で日本と死闘を演じて以来、17年ぶりの決勝ラウンド進出。30人の登録メンバーのうち22人が20代、投手の中には19歳と20歳も名を連ねる若きチームに対し、朴氏は「ここまで来たことを誇りに思ってほしい。そして何より、このアメリカで、MLBのチームが本拠地とする球場でプレーすることを楽しんでくれたら」と願っている。
アジアでは日本と双璧をなす強豪国に数えられる韓国だが、2015年の第1回WBSCプレミア12で優勝を飾ったものの、ことWBCに関しては1次ラウンドを突破できない苦しい時間が続いた。そして、2023年の前回大会では、1次ラウンドで日本に4-13で惨敗。朴氏によると「何かを変えなければいけないと、韓国球界が本気で感じた」出来事だったという。
現在の朴贊浩氏【写真:荒川祐史】思わぬコリアン・ジョークも「選手がみんなハンサムになったでしょ?」
(佐藤直子 / Naoko Sato)
