大躍進イタリア、準決勝で散る 2回に先制も…侍J下したベネズエラに逆転負け、ナインも落胆

ベネズエラに敗れたイタリア代表のフランシスコ・セルベリ監督【写真:荒川祐史】
ベネズエラに敗れたイタリア代表のフランシスコ・セルベリ監督【写真:荒川祐史】

2回に先制も…7回にアクーニャ&アラエスらの適時打に沈む

■ベネズエラ 4ー2 イタリア(日本時間17日・マイアミ)

 イタリア代表はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・ベネズエラに2-4で惜敗した。今大会で大躍進を遂げたダークホースには、場内からも拍手が送られた。

 イタリアは今大会で話題をさらった。プールBでは米国、メキシコと優勝候補を下して4戦全勝で1位通過。準々決勝では強豪のプエルトリコを下して初の4強入りを果たした。そして準決勝で迎えるは、野球日本代表「侍ジャパン」を下したベネズエラだ。

 初回1死一塁と走者を許し、ベネズエラはエンドランを仕掛けた。アラエスは中飛に終わったが、プレーに関係のない遊撃のアントナッチが二遊間へのゴロを捕るかのようにダイブ。すると、一塁走者のガルシアの帰塁が遅れ、中堅からの好返球もあってダブルプレーが完成した。

 メキシコ戦でも見せた頭脳プレーで勢いに乗ったイタリア代表は2回、内野安打から3連続四球で押し出しで先制。さらに併殺崩れの間に追加点を奪った。また強豪喰いに期待が集まったが、4回にスアレスにソロを被弾。1点差となった。以降はチャンスを作りながらもホームまで遠く、なかなか得点できなかった。

 そして7回。2死一塁からチュリオの中前打で一、三塁のピンチを招き、2023年MVPのアクーニャJr.に遊撃への内野安打で試合を振り出しに戻された。さらにガルシアの左前打で勝ち越しを許すと、アラエスにも適時打を浴びてこの回3失点。最後は自慢の打線が反撃できず、無念の敗退となった。

 それでも、前回大会ベスト8を超える大躍進。イタリア本国でも新聞やテレビ中継され、首相が活躍に言及するなど、間違いなく“グッドルーザー”として記憶に刻んだ。

 決勝は17日(同18日)に米国とベネズエラが対戦する。ともにグループリーグは2位通過。イタリアの敗戦に伴い、全勝国は大会から姿を消すことになった。

(Full-Count編集部)

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