選抜開幕戦で早速…スコアボードに「めっちゃ違和感」 見慣れぬ2文字に「なんか不思議」

甲子園初の「DH」表示、場内に響いた歴史的なアナウンス
第98回選抜高校野球大会が19日、甲子園球場で開幕した。今春から高校野球で新たに導入された指名打者制度が初めて採用され、第1試合の帝京(東京)対沖縄尚学(沖縄)の試合では両チームが起用した。スコアボードに見慣れない「DH」の文字が並ぶ歴史的な光景に、高校野球ファンからは「違和感ある」と動揺の声が上がっている。
100年を超える歴史を持つ高校野球で、これまで投手が打席に立つ「9人野球」が貫かれてきたが、部員数減少による新たな活躍の機会創出や投手の健康対策を目的に、今春からDH制が導入された。記念すべき開幕戦となったこの試合では、沖縄尚学は上間悠智内野手(2年)を「6番・指名打者」、帝京は安藤丈二内野手(3年)を「1番・指名打者」としてスタメンに起用した。
初回、先攻である帝京の攻撃が始まると「1番・指名打者、安藤君」と、甲子園史上初となる場内アナウンスが響き渡った。さらにバックスクリーンのスコアボードの守備位置を示す欄には、高校野球ではこれまで見ることのなかったローマ字2文字の「DH」がはっきりと表示された。なお、試合は帝京が逆転勝利を収めたが、歴史に名を刻んだ両選手ともに初陣は4打数無安打に終わっている。
長く親しまれてきた伝統的なスタイルが大きく変わる瞬間に、ネット上のファンも即座に反応した。SNS上などでは、真新しいスコアボードの画像とともに、高校野球ならではの光景の変化に対するコメントが次々と書き込まれている。
甲子園の電光掲示板に表示されたアルファベット表記に「めっちゃ違和感あるな」「なんか不思議な感じ」「指名打者制度が採用されていてビックリ」と驚く声が続出。見慣れぬ光景に動揺を隠せないファンも多く見られたが、時代に合わせて変化していく高校野球の新たな歴史の幕開けを象徴する出来事として、大きな注目を集めていた。