「高校野球はこういうのがいい」 敵味方関係なし…生まれた光景に感動の声「すてき」

代打で登場した長崎西の楊井慎吾【写真:加治屋友輝】
代打で登場した長崎西の楊井慎吾【写真:加治屋友輝】

長崎西は75年ぶりの選抜出場

 第98回選抜高校野球大会は20日、甲子園球場で行われ、滋賀学園が長崎西に5-4で勝利した。21世紀枠で75年ぶりの出場となった長崎西は惜敗。ヒリヒリするゲームは、終盤の8回にスポーツマンシップを体現するような粋な光景が生まれた。

 序盤から点の取り合いとなったゲームは5回、滋賀学園が1点の勝ち越しに成功した。それでも8回、長崎西は先頭が四球で出塁し、犠打を絡めて1死二塁の好機を作った。2死三塁となり、代打に楊井慎吾が送られた。その時だった。

 三塁側アルプス席からは「ハッピーバースデー」が流れ、応援団も大きな声で楊井の誕生日を祝った。すると、一塁側の滋賀学園アルプスからも歓声と拍手が送られ、球場全体で楊井の“大事な日”をお祝いした。

 敵味方関係なくお祝いするシーンにSNS上でも感動の声が寄せられた。「滋賀学園の子も拍手してたの平和な世界」「相手チームのスタンドも一緒に歌っててすてきやった」「誕生日に甲子園出れるってめっちゃ奇跡」「ハッピーバースデー歌ってもらって大きな拍手」「球場全体がお祝いしてるのを見て感動」「高校野球は、こういうのがいいなぁ」などと反響が寄せられた。

 楊井は快音を残したものの、遊直に倒れて無得点に終わった。長崎西は9回にも好機を作ったが、最後までホームが遠く敗れた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY