山梨学院・菰田は「医者のストップがかかるかも」 指揮官憂う緊急事態…走者と接触→苦悶

吉田監督「あれだけ痛がっているのは初めて見た」
第98回選抜高校野球大会は22日、大会4日目が行われ、第3試合で山梨学院が長崎日大に5-3で勝利した。初回にプロ注目の菰田陽生投手(3年)が特大の一発で先制弾を放ったが、5回の守備で打者走者と接触。左手付近を痛めたようで一度ベンチへ下がった。試合後、吉田洸二監督が菰田の状態について説明した。
「2番・一塁」で先発した菰田は初回1死からいきなり豪快なスイング。快音を残した打球は左翼席中段に飛び込み、場内も騒然とした。5回の第3打席でもヒットを放ち、迎えた裏の守備だった。
三塁手の藤田蒼海内野手(3年)が打球を一度ファンブル。一塁へ送球するも少し逸れ、これを捕球しようと菰田が左手を伸ばしたが、打者と交錯した。ファーストミットが吹き飛び、菰田は苦悶の表情でその場に倒れ込んだ、治療のため一度ベンチへ下がり、数分後に再びグラウンドへ。場内からは拍手と声援が送られた。
その後もプレーを続行したが、6回の守備から途中交代した。試合後、吉田監督は菰田の状態について「トレーナーに聞いたら、靭帯じゃないかと言っていました。次は打てないと思う。固定して、出るならピッチャー」と明かした。想定よりも大きな故障になっている可能性がでてきた。
「あれだけ痛がっているのは初めて見た。本人が出たいとか、私が出したいと言う前にドクターストップがかかるかもしれない」と吉田監督。「多分、医者のストップがかかるかもしれない。怪我がなければ、きょうは絶対に投げてました。見てもらいたかった。残念です」と口惜しそうな表情を浮かべた。
(Full-Count編集部)