山梨学院-長崎日大で野球規則適用の誤りが判明 大会本部が謝罪「規則を正しく適用できず」

大会本部は公認野球規則適用の誤りがあったことを報告した【写真:中戸川知世】
大会本部は公認野球規則適用の誤りがあったことを報告した【写真:中戸川知世】

尾崎審判規則委員長「これはもう全員の責任」

 第98回選抜高校野球大会は22日、大会4日目が行われ、第3試合で山梨学院が長崎日大に5-3で勝利した。試合終了から約1時間後、大会本部は公認野球規則適用の誤りがあったことを報告。「規則を正しく適用できず申し訳ありません」とコメントした。

 7回裏、長崎日大の攻撃中で先頭打者がカウント2-0となると、山梨学院が投手交代を申告した。公認野球規則5.10(i)によると、既に出場している投手について「そのイニングの第1打者がアウトになるか一塁に達するまで、投球の義務」があり、本来は投手交代ができない。しかし、球審は投手交代を認めていた。

 一方で5.10(h)には「万一、誤って出場した投手が、指摘されないまま打者へ1球投げるか、または塁上の走者がアウトになった場合には、その投手は正当化されて、以降のプレイはすべて有効となる」と規定されており、試合への影響はないとした。

 大会本部は「規則を正しく適用できず申し訳ありません。引き続き、審判委員の技量向上に努めてまいります」とコメントした。その後、尾崎泰輔審判規則委員長が報道陣の取材に応じ、改めて件の事例について説明。「現場の審判員たちも一生懸命やってるんですけど、そこに気づけずにですね。投手交代を受け付けてしまったという事実がありました。大変申し訳ございません」と話した。

 グラウンドの審判団以外にも、スタンドでは他の審判員がルール適用が正しくされているかを観察していた。しかし、尾崎審判規則委員は「スタンドの審判もすぐにはちょっと対応できなかった。これはもう全員の責任だと思ってます」とした。

(Full-Count編集部)

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