佐々木朗希に“こだわる”指揮官 防御率15点台でも…LA記者の不安「決断は疑問視される」

降板を告げるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】
降板を告げるドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と佐々木朗希【写真:荒川祐史】

指揮官は開幕4戦目の先発を明言も…露呈した制球難と防御率15.58

 ドジャースの佐々木朗希投手は23日(日本時間24日)、本拠地で行われたエンゼルスとのオープン戦に先発登板したが、1死も奪えず降板するなど大乱調の結果に終わった。2回0/3を投げて無安打5失点、8四死球という内容で、マウンド上では制球に苦しむ姿が目立った。開幕ローテーション入りは決まっているものの、現地記者からはその起用方針を「疑問視される」と厳しい声が上がっている。

 立ち上がりから制球が定まらなかった。初回先頭に死球を与えると、連続四球などで無死満塁のピンチを招き、2者連続の押し出し四球を献上。1アウトも取れないまま1度目の降板となった。特別ルールで2回から再登板したが、最終的に66球を投げてストライクはわずか32球。最速99.1マイル(約159.5キロ)を計測しながらも、計8つの四死球を与えるなど、本来の投球とは程遠いマウンドとなった。

 佐々木はオープン戦を防御率15.58、WHIP2.77で終えた。それでもデーブ・ロバーツ監督は開幕4戦目での先発を改めて明言。指揮官は「いいスプリット、スライダー、速球はあったけど、全体的に言えば安定感がなかった」と指摘。それでも「スプリングトレーニングや練習試合だけで全てを評価をすることはできない」と話し、復調を期待する姿勢を一貫して示している。

 ただ、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるケイティー・ウー記者はロバーツ監督に疑問の声を寄せた。佐々木の登板については「最終成績は酷い内容となった」と振れ、球団がローテーションに残す方針であることに関しては「シーズンが始まっても立て直せなければ、この決断は疑問視されるだろう」と指摘した。期待の右腕がこの逆境を跳ね返し、首脳陣の信頼に応えることができるか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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