100勝や1000奪三振、250セーブ…節目は目前 大台に挑むパの“強者”たち

日本ハム復帰の有原は球団31年ぶりの快挙なるか
昨季のパ・リーグでは日本ハム・宮西尚生投手の900試合連続リリーフ登板、ソフトバンク・上沢直之投手の通算1000奪三振、今宮健太内野手の通算400犠打、楽天・浅村栄斗内野手の2000安打など多くの節目が達成された。2026シーズンでの達成が期待される記録を投手編、野手編に分けて紹介する。
日本ハムの有原航平投手は通算100勝まで残り2、通算1000奪三振まで残り42といずれも到達圏にある。100勝を達成すれば球団では1995年以来31年ぶりとなる。2023年のNPB復帰以降はソフトバンクで先発ローテーションの一角を担い、昨季は26試合で14勝を挙げてリーグ優勝と日本一に貢献。2年連続3度目の最多勝利投手賞を獲得した。6年ぶりの古巣復帰となる今季、節目到達が現実味を帯びている。
オリックスの平野佳寿投手は通算1000奪三振まで残り1と目前に迫る。昨季はNPB史上4人目、パ・リーグ初となる通算250セーブを達成したが、登板は3試合にとどまった。今季は投手コーチ兼任としてチームに加わり、選手としての起用と指導の両面での貢献が求められる。
オリックスの九里亜蓮投手は通算1500投球回まで残り75回2/3。昨季はチームトップの164回1/3を投げ、先発ローテーションの柱として4年ぶりの2桁勝利を記録した。同年には通算1000奪三振も達成しており、今季も安定した投球が期待される。
通算1000投球回まで残り100イニングを切る投手としては日本ハム・山崎福也投手、ロッテ・石川柊太投手、小島和哉投手が挙がる。中でも小島投手は5年連続で規定投球回に到達し、通算923回している。
日本ハムの宮西尚生投手は通算450ホールドまで残り26。昨季は通算900試合登板を達成し、880試合連続リリーフ登板でプロ野球記録を更新するなど歴史的なシーズンを送った。前人未到の450ホールド到達へ、19年目もブルペンの中核を担う。玉井大翔投手は通算100ホールドまで残り11。昨季は2年ぶりに1軍出場を果たし40試合に登板、17ホールドを記録した。継続的な起用が実現すれば節目到達は現実的だ。
ロッテの益田直也投手は通算250セーブまで残り2、通算200ホールドまで残り26、通算800試合登板まで残り31と複数の節目が目前にある。ルーキーイヤーから14年間リリーフとして登板を重ねてきたが、2025年は22試合で防御率4.35、5セーブにとどまった。守護神の座を奪還できるかが記録到達の鍵となる。
2026シーズンはいよいよ開幕。チーム成績だけでなく、個人記録の到達にも注目が集まる。
(「パ・リーグ インサイト」薗田陽和)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)