王者の連覇か挑戦者の下克上か 戦力充実の6球団が競う2026年パ・リーグの“展望”

激戦必至のパ・リーグ
2026年3月、ベネズエラの優勝で幕を閉じたワールド・ベースボール・クラシック。侍ジャパンはベスト8に終わったが、日本ラウンドでの熱戦やマイアミでの戦いは大きな熱狂を生み、選手にも確かな収穫をもたらした。その経験を携え、舞台は再び日本へと移る。
27日、2026年のパ・リーグが開幕した。世界を経験した選手と国内で準備を重ねた選手が同じ舞台に立ち、新たなペナントレースが始まる。戦力が拮抗する中、優勝争いは激しさを増す。
○ソフトバンク
3連覇を狙うソフトバンクは、リバン・モイネロ投手が軸である。2年連続最優秀防御率に加え、WBCでも2試合で防御率0.00と圧倒的な投球を披露した。上沢直之投手、大関友久投手、松本裕樹投手ら実績ある先発陣も充実。打線では柳田悠岐外野手がオープン戦打率.360と好調で、16年目のベテランを中心に安定した戦いが見込まれる。
○日本ハム
昨季2位の日本ハムは、伊藤大海投手がエースとして君臨する。2025年沢村賞右腕がさらなる進化を目指す。打線では本塁打と打点の2冠に輝いたフランミル・レイエス外野手が主軸を担い、若手とともに優勝を狙う。清宮幸太郎内野手は2軍5試合で3本塁打と復調し、開幕戦でも一発を叩き込んだ。。
○オリックス
昨季3位のオリックスは、宮城大弥投手が先発陣をけん引する。野手では西川龍馬外野手と太田椋内野手が鍵を握る。ともにオープン戦打率は2割6分台で、タイトル争いへの再挑戦が期待される。
○楽天
浮上を期す楽天は、前田健太投手の加入が大きい。オープン戦では6回1安打6奪三振無失点と順調な仕上がりを示した。豊富な経験が若手投手陣に与える影響が注目される。打線ではカーソン・マッカスカー外野手が17試合で打率.311、3本塁打を記録し、新戦力として中軸を担う可能性がある。
○西武
西武は今井達也投手が抜けたが、隅田知一郎投手や平良海馬投手ら先発陣に安定感がある。隅田は昨季自身初の2桁勝利を記録。平良は先発再転向で存在感を示す。野手では西川愛也外野手、渡部聖弥内野手に加え、桑原将志外野手が加入し、打力強化が進む。守りに加え、得点力向上が上位進出の鍵となる。
○ロッテ
最下位からの巻き返しを狙うロッテは、種市篤暉投手が中心。WBCでも直球とフォークで存在感を示し、高い奪三振能力でチームをけん引する。野手では新人王の西川史礁外野手、主将を務めるネフタリ・ソト内野手が軸となる。サブロー監督の下、若手とベテランの融合が浮上のポイントである。開幕投手に抜てきされた毛利海大投手はいきなり実力を発揮し、勝利投手になった。
27日に開幕する2026年パ・リーグ公式戦は、球場だけでなく国内配信サービスでも視聴可能である。各球団の戦力が拮抗する今季、白熱の戦いは映像でも十分に堪能できる。シーズンを通じて繰り広げられる熱戦を、多様な視聴環境で楽しめる点も大きな魅力である。
主な配信サービスは「Rakuten パ・リーグSpecial」「DAZN」「ベースボールLIVE」「パーソル パ・リーグTV」の4つ。いずれもパ・リーグ公式戦を中継し、ファンに多角的な観戦機会を提供する。各サービスの特徴を生かし、2026年シーズンを存分に味わいたい。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)