失意の中日エースに「涙が止まらない」 敗戦直後の行動「12球団ファンが見習って」

高橋宏は8回1失点9Kの完投負け
■広島 1ー0 中日(29日・マツダスタジアム)
粋な光景にぐっときた。中日は29日、マツダスタジアムでの広島戦に0-1で完封負けを喫した。先発した高橋宏斗投手は8回1失点(自責点0)で完投負け。本来は悔しいはずだが、ベンチで見せた“振る舞い”が「泣ける」「最高すぎる」と話題を呼んでいる。
ワールド・ベースボール・クラシックもあって開幕3戦目を任されたエースは序盤にピンチを作りながらも、要所でギアを上げて広島打線を抑えた。しかし0-0の6回、ポテンヒットなどで2死一、二塁のピンチに。菊池をニゴロに抑え窮地を脱したかに見えたが、田中の送球を一塁のサノーが捕球できず、その間に先取点を許した。
それでも気落ちすることなく8回まで投げ、104球で6安打1失点(自責点0)、1四球9奪三振の好投だった。本来であれば十分に勝利に値する内容だったものの、投げ合った栗林良吏投手が8回先頭までパーフェクト投球。中日打線はわずか1安打に終わり、95球で完封負けとなった。
普通であれば、高橋宏は悔しさを見せてもよかった。しかし、最後の瞬間までベンチの最前列で戦況を見守り、27個目のアウトを奪われると、栗林に向かって拍手する姿があった。まさにスポーツマンシップを体現するような場面だった。
中継映像などで高橋宏の拍手を見たファンは感動を隠しきれなかった。「宏斗良いヤツすぎる涙」「ええ子や…」「12球団ファンがこの行為を見習ってほしい」「ヒロト神すぎるだろ」「聖人」「相手にもリスペクト」「ありがとう涙」「ただただ素晴らしい」「涙が止まらない」など反響が殺到した。
(Full-Count編集部)