東北・九州・那覇で熱戦 地方球場開催のパ・リーグ公式戦…期待される地元選手の“凱旋”

楽天・岸孝之(左)とルーク・ボイト【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天・岸孝之(左)とルーク・ボイト【画像:パーソル パ・リーグTV】

全国各地で開催 地方球場に広がる熱戦

 本拠地へ足を運びにくいファンにとって、地方球場での開催は貴重な機会である。2026シーズンもパ・リーグ公式戦が各地で行われる。東北、九州、沖縄など全国に舞台を広げ、各地域ゆかりの選手たちにも注目が集まる。

 4月は県営大宮公園野球場での西武対ロッテ戦で地方開催が幕を開ける。続いてソフトバンク主催の「ファイト!九州デー」が実施され、北九州、熊本、鹿児島で試合を開催。入場者にはスモーキーグリーンのユニホームが配布される。楽天には北九州出身の渡辺翔太投手、古賀康誠投手、武藤敦貴外野手、小森航大郎内野手が所属しており、地元での活躍が期待される。

 5月は楽天主催の東北シリーズが青森・弘前で開幕する。昨年はルーク・ボイト内野手が満塁本塁打を放ち、快勝を収めた。今年も地元ファンに好ゲームを届けられるかが焦点となる。

 西武は群馬・前橋でも公式戦を開催する。高橋光成投手はプロ入り後、前橋で4度登板も未勝利。昨季は7回1失点(自責点0)と好投しながら白星を逃しており、今季こそ地元での勝利が懸かる。ロッテでは群馬出身の小川龍成内野手にも注目が集まる。

凱旋登板と終盤戦 各地で見どころ続く

 6月は山形で開催される。山形県南陽市出身の西武・菅井信也投手は、昨年の地方開催で5回無失点と結果を残した。今季は地元での登板実現が期待される。

 7月は福島・郡山で楽天対ロッテ戦が行われる。楽天には福島県出身の大栄利哉外野手が加入。ロッテでは福島県いわき市出身の佐藤都志也捕手が在籍し、地元でのプレーに注目が集まる。

 同月には沖縄・那覇でも西武対楽天の2連戦を実施。西武は與座海人投手、平良海馬投手、龍山暖外野手と沖縄出身選手を擁し、凱旋試合となる。楽天ではワォーターズ外野手、平良竜哉内野手が沖縄出身である。

 9月は秋田と岩手で東北シリーズ2連戦を開催する。秋田では楽天の伊藤樹投手、オリックスの吉田輝星投手、杉澤龍外野手が地元出身選手として名を連ねる。吉田はトミー・ジョン手術からの復活を期すシーズンであり、登板となれば2024年5月8日以来の凱旋となる。

 盛岡ではオリックス・齋藤響介投手が岩手出身として登板の可能性を持つ。地方球場では本塁打が出やすい傾向もあり、昨年も各地で一発が飛び出した。加えて土のグラウンド特有の守備や走塁にも注目が集まる。

 各地で開催される試合は、地域に根差した盛り上がりを生む。天候に恵まれる中での熱戦に期待が高まる。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY