東大、9年ぶりの勝ち点獲得 17季ぶりの“悲願”、春では1997年以来…法大に2連勝、神宮喝采

宮台氏を擁した2017年秋以来の勝ち点…春では29年ぶり
東京六大学野球春季リーグで10日、東大が法大2回戦に勝利した。2連勝で、2017年秋以来17季ぶりの勝ち点を獲得した。今季はまだ翌々週に立大との対戦を残しており、1997年秋以来57季ぶりの最下位脱出の可能性もある。
初回に2点を先制されたが、2回1死から5番の明石健捕手(4年)が右中間を破る三塁打を放って反撃。指名打者として出場している福井克徳投手(2年)の一ゴロの間に生還し1点を返した。3回は押し出し死球で追加点を奪われるも、その直後に新潟明訓高出身で今季リーグ戦デビューしたばかりの長谷川優外野手(2年)が左翼席へ同点2ランを放って試合を振り出しに戻した。
そして4回、2死一塁で2番・小村旺輔内野手(4年)が放ったライナーを、相手の左翼手が後逸(記録は二塁打)。2死二、三塁のチャンスで、3番・秋元諒内野手(3年)が痛烈に三塁線を破る2点二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。
さらに5回2死二、三塁の好機に、9番・伊藤滉一郎外野手(4年)が中越えの2点二塁打を放って点差を広げた。7回に1点を返され、8回は無死満塁のピンチを招くも、三塁の好守もあって最少失点にとどめた。9回は5番手・池田剛志投手(2年)が3人で打ち取り、勝ち切った。ナインはマウンド上で歓喜の輪を作った。
前日の同カードでは、エースの松本慎之介投手(3年)が9回1失点で完投勝利を挙げた。勢いに乗って2連勝。東大が勝ち点を挙げるのは、宮台康平投手(後に日本ハム、ヤクルトでプレー)を擁して法大に2連勝した2017年秋以来だ。春に限れば、1997年の立大戦以来、実に29年ぶり。歴史的偉業に神宮球場は大盛り上がり。スタンドでは涙を流すファンや関係者も多かった。
(Full-Count編集部)