米国人が甲子園にまさかの「驚くほど親しみ」 ほぼ皆無の文化も…“刺さった”日本式

甲子園に駆け付けた天理の応援団【写真:加治屋友輝】
甲子園に駆け付けた天理の応援団【写真:加治屋友輝】

天理は福山に7-2で勝利

 第108回全国高校野球選手権大会の第6日は10日、甲子園球場で2回戦が行われ、第4試合で天理(奈良)が福山(広島)に7-2で勝利した。春夏通じて初の甲子園出場を果たした福山の大応援に対し、伝統校である天理も紫一色に染まったアルプスから凄まじい迫力の応援が生まれた。米国人記者も、その光景に感動したようだ。

 名門の天理は、伝統の紫色のメガホンを持った応援団がアルプススタンドを埋め尽くし、ブラスバンドと一体となった大音量の演奏でナインを鼓舞した。初出場の福山も負けじと、緑色のメガホンとチアガールの華やかなダンスで対抗。ナイターとなったが、さながらプロ野球のように熱量ある空間が生まれた。

 SNSなどで拡散された甲子園の応援合戦。WBCなどの国際大会を精力的に報道するショーン・スプラドリング氏の目にもとまったようだ。同氏は自身のX(旧ツイッター)を更新。「テキサス州で高校アメフト部の試合(通称フライデー・ナイト・ライツ)を観戦しながら育った身としては、日本の高校野球の応援文化は、驚くほど親しみやすさを感じる」と綴り、日本独自の応援文化に深い感銘を受けていた。

 メジャーリーグでは鳴り物による応援はほぼない。日本の野球との大きな差として頻繁に話題になる。一方でフットボールでは、観客が一体となった大応援団が選手たちを後押しする。テキサス州はアメリカンフットボールが盛んな州であり、甲子園の熱量と重なるところがあったのかもしれない。

【実際の様子】米国人記者が感動した高校野球の“大応援”

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