甲子園で熱中症疑いは減少 2部制拡大の効果か…第10日終了時で昨年から10件減少

2部制開催日は暑い時間帯を避けて午前1試合、午後3試合を配置
全国高校野球選手権大会の大会本部は15日、今大会の2部制について、第10日終了時点の選手・観客の熱中症疑いの発生状況を報告した。
2部制の時間帯で開催した第1~10日(8月5~14日)の10日間で選手・観客の熱中症疑いは9件。前年の第10日終了時は19件だったため、10件減少している。1日平均0.9件で、1試合平均では0.3件。今年の9件の内訳は朝の部が6件、午後の部が3件となる。
今大会は2部制での開催を10日間に拡大。4試合を行う日は朝の部に1試合、午後の部に3試合を配置した。過去3大会で熱中症疑いの発生が最も多かった午前10時半~13時頃の時間帯の試合を初戦で避けるためだった。
この日報道陣の取材に応じた朝日新聞社高校野球総合センター・志方浩文センター長は「2部制の効果、10日間のうち後半の気温が低めだったことに加え、各チームがアイススラリーを口にしたり、着替えをちゃんとするなど、意識が高かったことも理由の1つだと思います」と説明する。
昨年の第107回大会は全体で24件、2024年の第106回大会は58件だった。
(Full-Count編集部)