甲子園を彩る女子だけの“袴集団” バズって部員増…紡いでいく伝統のバトン

レトロな袴姿で声援を送った健大高崎の応援部
第108回全国高校野球選手権大会第12日は16日、甲子園球場で3回戦が行われ、第1試合では健大高崎(群馬)が4-1で佐野日大(栃木)に勝利。アルプススタンドには、美しい“和”の服装で声援を送る応援部の姿があった。
健大高崎の応援部は男子が在籍しておらず、女子生徒のみ。野球部の提案で、9年前から明治時代を彷彿させるレトロな袴姿で応援するスタイルを続けている。甲子園出場のたびに話題にあがり、応援部の部員は26人にまで増えた。
部長の町田莉空(りく)さん(3年)は「テレビ中継によく映るので、『見てるよ』『映ってたよ』という声をいただくことも。中学校時代の同級生からも『部長になったんだ』と連絡をもらいました」と、反響の大きさを実感している。
昨年まで部長を務め、メディア対応を含めて応援部のアピールを続けた浅野羽奏(わかな)さんからは「自分たちらしく頑張ってほしい」とアドバイスをもらったという。「先輩の背中を追ってきたので。憧れでもある先輩みたいに、応援を引っ張っていけたらという気持ちはいつも持っています」。
健大高崎は“北関東対決”を制し、12年ぶりに8強進出。「3回も甲子園に来ることができて本当に幸せです。めったにできない経験をさせていただいているので、この伝統を後輩たちに引き継ぎたい」と、町田さんは満面の笑みで決意を語った。