横浜、逆転勝ちで2年連続8強 エース織田が6回から好救援&最速154キロ…花巻東と名門対決へ

霞ケ浦戦に2番手で登板した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】
霞ケ浦戦に2番手で登板した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】

6回に9番・千島大翼の右前2点適時打で逆転

 第108回全国高校野球選手権大会は16日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、第4試合で横浜(神奈川)が霞ケ浦(茨城)に5-2で逆転勝利し、2年連続でベスト8に駒を進めた。18日の準々決勝・第3試合で花巻東(岩手)と対戦する。

 優勝候補筆頭とみられていた横浜は、1回戦で昨夏優勝校の沖縄尚学を7-2で撃破。2回戦も日南学園に10-1で勝利した。この試合では、2番手で登板したエース・織田翔希投手(3年)が甲子園歴代最速の156キロを計測して、全国的な話題となった。

 この日も織田はベンチスタート。先発した左腕・小林鉄三郎投手(2年)は再三のピンチを招くと、4回無死一、三塁から中犠飛を許して先制された。5回に1番・小野舜友内野手(3年)の適時二塁打で同点とするも、その裏に小林が2死走者なしから二塁打と中前適時打で勝ち越しを許した。

 思わぬ苦戦に見えたが、横浜は6回に底力を見せる。1死一、三塁のチャンスをつかみ、ここで霞ケ浦は先発の左腕・小林将大投手(3年)からエース右腕・稲山幸汰投手(3年)にスイッチ。しかし横浜は四球などで2死満塁とした後、9番・千島大翼外野手(3年)が右前へ2点適時打を放ち逆転に成功。続く1番・小野の右翼線への2点二塁打でリードを広げた。

 その裏の守備からは満を持して織田が登板した。最初の打者を三振に仕留めるも、続く打者には最速154キロを投じるが四球を与えた。それでも、遊撃手・池田聖摩内野手(3年)の好守もあって併殺で切り抜けて笑顔を見せた。

 織田は徐々に調子を上げ、スピードボールと変化球で付け入る隙を与えない。9回も抑えて雄叫びを上げた。4回50球を投げて被安打0、無失点、1四球7奪三振の内容だった。

 横浜は昨夏もベスト8に進出。県岐阜商の前に惜敗したが、今夏は松坂大輔投手を擁して春夏連覇した1998年以来、28年ぶり3度目、春の選抜を合わせると通算7度目の全国制覇へ着実に歩を進めている。

(Full-Count編集部)

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