横浜、花巻東破り4強 エース・織田翔希がまた156キロ&9回完封…故・渡辺元智さんに捧げる白星

花巻東戦に先発した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】
花巻東戦に先発した横浜・織田翔希【写真:加治屋友輝】

教え子の村田浩明監督「これから自分が横浜高校を背負う」

 第108回全国高校野球選手権大会は18日、甲子園球場で準々決勝が行われ、第3試合では横浜(神奈川)が花巻東(岩手)を6-0で破り、ベスト4入りを果たした。エースの最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)が先発し、自身が14日の日南学園(宮崎)との2回戦でマークした甲子園最速記録に並ぶ156キロを計測するなど、完封勝利を挙げた。

 横浜は前日(17日)、元監督で2015年まで指揮を執り、春夏通算5度の甲子園優勝を誇った名将・渡辺元智さんが81歳で死去した。教え子の1人でもある村田浩明監督が受けた衝撃は大きかったが、試合前に「本当にショックですが、これから自分が横浜高校を背負って、もっと強くして、もっといいものにしていかなくてはいけないと、自覚と責任、使命が芽生えました」と語った通り、序盤から“横綱相撲”を展開した。

 初回から2死二、三塁のチャンスをつくり、相手捕手のパスボールで1点を先制。4回には1死から連打で一、三塁とし、内野ゴロの間に追加点を挙げた。さらに2死満塁とし、9番・小林大雅外野手(2年)が中前適時打を放ってリードを広げた。5回にはこの回から2番手で登板した左腕・赤間史弥選手(3年)を攻め、江坂佳史外野手(3年)、安食琥太郎選手(2年)がタイムリーを放った。

 一方、先発した織田は初回から剛速球を投げ込んだ。2回1死走者なしでの初球(ファウル)、6回2死走者なしで強打者の赤間に対する6球目(ファウル)と9球目(空振り三振)、7回2死走者なしでの3球目(ファウル)が、それぞれ甲子園最速タイの156キロを計測した。最後まで球威は衰えず、花巻東打線を圧倒した。

(Full-Count編集部)

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