健大高崎、夏初の決勝進出…天理との接戦制す “二刀流”佐藤が投打で躍動、智弁和歌山と最終決戦へ

準決勝で天理と対戦
第108回全国高校野球選手権大会は20日、甲子園球場で準決勝が行われた。第2試合では健大高崎(群馬)が天理(奈良)に勝ち、智弁和歌山との決勝に駒を進めた。健大高崎は、夏の甲子園での決勝進出は初。2024年の選抜で走力を生かし伝統的な「機動破壊」を旗印に優勝を遂げたチームが、夏制覇に王手をかけた。
健大高崎は背番号「3」の佐藤麻恩(まおん)選手(3年)が「4番・投手兼指名打者」でスタメン出場。打っては初回1死一、二塁のチャンスに右前適時打を放ち、先制点をもぎ取った。
佐藤は投げても強打の天理打線に得点を与えなかった。7回無死一塁では、小フライとなった相手の送りバントをスライディングキャッチする好プレーも披露。8回1死でマウンドを降りたが、96球、2安打1四球無失点の熱投を見せた。
9回は1死二塁の場面で、右翼の狩野蓮義(れんぎ)選手(1年)が安打性の打球を好捕。続く2死満塁のピンチは、4番手で登板したエースの石垣聡志選手(2年)が空振り三振に仕留め、勝利につなげた。
接戦を制した健大高崎は、22日午前10時からの決勝で、横浜に勝利した智弁和歌山と全国制覇をかけて争う。準決勝で敗退となった天理は、1990年以来の夏の決勝進出を逃した。
(Full-Count編集部)