織田翔希、3回途中降板に「何してるんだろう」 悔やんだ一球…逆転負けに「仲間の顔が浮かんだ」

智弁和歌山との準決勝に先発
横浜の織田翔希投手(3年)が20日、第108回全国高校野球選手権・準決勝の智弁和歌山戦に先発。3回に今大会初被弾となる勝ち越し3ランを許すなど、2回1/3を投げて4失点で降板し、チームは決勝進出を逃した。試合後、織田は「チームに悪い流れをもたらしたままマウンドを降りてしまった」と敗戦を悔やんだ。
1点リードの3回、得点圏に走者を背負うも粘れなかった。無死から3連打で同点に追いつかれると、5番の楠本に152キロのストレートを右翼席に運ばれた。今大会初の被弾に織田はマウンド上で呆然。「甘く入ったなっていうのが一番でした」と、流れを分けた一球を振り返った。
右腕は3回途中でマウンドを降り、結果的にこれが甲子園最後の登板となった。「そこで代えられることが本当にすごく情けなくて。チームに悪い流れをもたらしたままマウンドを降りてしまったので、“何してるんだろう”という思いのがありました」と反省。2回戦と準々決勝で甲子園最速記録の156キロをマークするなど、試合を重ねるごとに注目も高まったが、この日は、チームを勝利に導くことができなかった。
「負けた瞬間は仲間の顔が浮かんで、申し訳ない気持ちも大きかった」と、チームメートへの思いを明かしたが、右腕が甲子園で放った輝きはファンを魅了した。全国制覇の夢は途絶えたが「甲子園にはすごく成長させてもらった。すごく楽しい3年間だった」と、大舞台で戦えたことに感謝。卒業後の進路は明言しなかったが、この日の悔しさは右腕にとって成長の糧となるはずだ。