甲子園王者、1か月前あった“敗退危機” 追い詰めた公立校に衝撃「滅茶苦茶強かったのでは」

智弁和歌山は県大会3回戦で田辺と大接戦…5投手の継投で1点差逆転勝ち
第108回全国高校野球選手権大会は22日に甲子園球場で決勝が行われ、智弁和歌山が健大高崎(群馬)を破り、5年ぶり4度目の優勝を飾った。だが、頂点に達するまでには苦闘もあった。田辺との和歌山大会3回戦では2度リードを奪われるなど、大接戦となった。1か月前に起きたこの激戦にファンも「魔境、和歌山」と驚きの声を上げた。
7月19日に行われた一戦は取りつ取られつのシーソーゲーム。先攻の智弁和歌山が初回に1点先制も、その裏に3点を奪われる。4回に4点を挙げたがその裏に2点、5回に1点失って再びリードを奪われた。7回と9回に1点ずつ加え、7-6で振り切ったものの、安打は同数の14。5投手の継投で準々決勝にコマを進めた。
この試合だけではなかった。市和歌山との準々決勝は2-0、耐久との決勝は4-3。僅差の試合をものにして、智弁和歌山は3年連続29度目の甲子園切符を掴んだ。今夏の和歌山大会に出場したのは39校36チーム。決して多くはないが、智弁和歌山の他にも和歌山中(現・桐蔭)、海草中(現・向陽)、箕島が夏の甲子園で優勝を飾っている“野球どころ”だ。田辺は春に3度、夏に1度甲子園に出場している。
ファンも和歌山県のレベルの高さに注目。「田辺高校って滅茶苦茶強かったのでは?」とX(旧ツイッター)に投稿されると、「この夏一番興奮した試合」「ほんまそう! 14安打打たれてますからね」「和歌山県全体のレベルが上がってるんでしょうね」とコメントが寄せられていた。