慶大、痛恨の4連敗で春秋連覇を逃す “王手”から一転…伝統の一戦で2連敗、神宮球場沈黙

早大・岡西が6回に走者一掃の3点二塁打…明大の優勝が決定
東京六大学野球秋季リーグは8日、神宮球場で第9週の早慶2回戦が行われ、慶大が早大に連敗し勝ち点を逃した。この結果、全日程を終えていた明大の2025年秋以来、2季ぶり45度目の優勝が決まった。明大は9勝4敗、勝ち点4で秋の頂点に立った。
早大は初回、先発の中村心大投手(1年)が3番・中塚遥翔外野手(3年)に左前適時打を浴びて先制を許したものの、その裏に4番・寺尾拳聖外野手(4年)の適時二塁打ですぐさま同点に追いついた。その後は試合が膠着状態となったが、6回に動いた。
早大は2死二塁から申告敬遠と安打で満塁の好機をつくると、3番・岡西佑弥内野手(4年)が右翼手の頭上を越す走者一掃の3点適時二塁打を放った。その後は投手陣が慶大打線の反撃を断ち、伝統の一戦で2連勝を飾った。
敗れた慶大はまさかの結果となった。10月17日の第6週・明大1回戦に勝利し、2回戦に勝てば2021年以来となる春秋連覇が決まった。しかし、“王手”をかけてから明大に2連敗し、早大にも敗れて痛恨の4連敗を喫した。
秋の頂点に立った明大は東大との開幕カードで連勝スタート。早大戦では勝ち点を取れなかったものの、法大に連勝。慶大1回戦に敗れたものの、1勝1敗で迎えた3回戦で浦久響投手(3年)が7回1安打無失点と好投し、勝ち点を獲得した。最終カードの立大戦では、初戦にサヨナラ勝ち。2回戦は敗れたものの、3回戦では平嶋桂知投手(2年)が8回無失点に抑えた。9勝4敗、勝ち点4で全日程を終えていた。
明大は今年のプロ野球ドラフト会議で、榊原七斗外野手(阪神1位)、岡田啓吾内野手(楽天2位)、福原聖矢捕手(ヤクルト3位)、光弘帆高内野手(広島5位)の4人が指名を受けた。“黄金世代”で秋のリーグ制覇を成し遂げた。
昨秋は開幕10連勝で29年ぶりとなる全勝優勝を達成した明大。今春は慶大に優勝を譲ったものの、再び秋の頂点に返り咲いた。今後は東京六大学野球連盟代表として明治神宮野球大会に臨み、4年ぶりの大学日本一を目指す。
(Full-Count編集部)