史上初3連発サヨナラ、泥試合、19年ぶり日本S…DeNAの2017年10大ニュース
16年ぶりにシーズン勝ち越しとなる73勝65敗5分の貯金8
3位からの下克上で19年ぶりに日本シリーズに進出したDeNA。2年目となったアレックス・ラミレス監督の下で、更なる成長を感じさせる1年を送った。今永昇太、ルーキーの濱口遥大、ジョー・ウィーランドと3投手が2桁勝利を挙げ、宮崎敏郎は首位打者、ホセ・ロペスは最多安打と打点王のタイトルを獲得。2年連続で3位に入ってクライマックスシリーズに出場すると、阪神、広島を打ち破り、日本シリーズに駒を進めた。日本一は逃したものの、ソフトバンクとも激戦を展開したDeNAの2017年を、10個のニュースとともに振り返ってみよう。
◯3者連続本塁打サヨナラ勝ち
8月22日の広島戦(横浜)で、プロ野球史上初となる“伝説”が生まれた。3点ビハインドで迎えた9回、ミラクルが起きた。走者を1人置き、まずは筒香嘉智が2ランを放って1点差。続くホセ・ロペスが24号ソロを放って追いつくと、宮崎敏郎にも左越えのソロ本塁打が飛び出した。まさかの3者連続本塁打でサヨナラ勝ち。これは長い球界の歴史でも初の快挙だった。
○3試合連続サヨナラ勝ち
3者連発でサヨナラ勝ちした8月22日の広島戦を皮切りに、8月23日、24日の同戦でもサヨナラ勝ちを飾った。これはプロ野球15度目、セ・リーグでは9度目だった。23日は延長10回裏に梶谷がサヨナラ適時二塁打、24日は倉本がサヨナラ適時内野安打を放った。
○16年ぶりの勝ち越しで3位に
今季は73勝65敗5分の貯金8で、69勝67敗4分だった2001年以来、16年ぶりとなるシーズン勝ち越しを達成。昨季、球団史上初めてAクラスに入ってクライマックスシリーズ進出となったが、今季は2年連続の3位となり、再びクライマックスシリーズに駒を進めた。