澤村拓一&平野佳寿は越年必至か 6球団興味も代理人「正式オファーはまだ」
澤村、平野のボッグス代理人「十分な興味を持たれているが、しっかりとしたオファーはまだ」
ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使した澤村拓一投手、マリナーズからFAとなった平野佳寿投手の代理人を務めるジョン・ボッグス氏が16日(日本時間17日)、オンライン取材に応じ、「現時点で十分な興味を持たれているが、しっかりとしたオファーはまだ受けていない」と語った。
コロナ禍で各球団の収益が減少。FA市場は冷え込んでおり、日本人リリーバーにも影響を与えているようだ。「サワムラもヒラノも現時点で6球団くらいから問い合わせがあった。サワムラの武器はスプリット。ヒラノも素晴らしいスプリットを持っている。サワムラは直球の球速もある。スライダーやカットボールもいい。アメリカの打者は苦戦するだろう」。
澤村の移籍先については「全球団を検討している。最後の決断を下す時にどこが好ましいか判断する。彼は東海岸や中西部の球団と契約しないなどとは言っていない。どの球団が興味を示すか知りたいと思っている」と、全球団からオファーを待つ考えだ。
澤村は11月末に海外FA権を行使することを表明。メジャー移籍を視野に入れて来季の所属先を決めていく。一方、来年3月に37歳となる平野は今季13試合登板、0勝1敗4セーブ、1ホールド、防御率5.84だった。マイナー契約については「現時点では考えていない。マイナー契約のオファーも受けていない。メジャー契約だけを求めている」とボッグス代理人は話した。
(Full-Count編集部)