大谷、ペゲーロ、柳田も 2017年、パで最も豪快な本塁打を放ったのは…
エンゼルス移籍の大谷は「直球部門」に続いて“二刀流選出
2017年、プロ野球ではメジャーリーグに負けず劣らずの豪快な本塁打が飛び出した。各球団で最もパワーのある打者は誰なのか。パ・リーグTVが「パワーでねじ伏せる!! 各球団が誇る力自慢の選手たち!!」と題した動画を公開し、球団で1人ずつ特大弾を放った選手を紹介している。
最初に登場するのは、日本ハムからエンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平投手だ。「直球部門」でも163キロの剛速球が取り上げられたが、打者としても圧倒的な能力を発揮。7月26日のロッテ戦(帯広)で唐川から放った一発は、ライトの場外へと消える特大弾だった。
続いて、楽天の大砲カルロス・ペゲーロの本塁打が登場する。こちらも“場外弾”。5月27日の本拠地・西武戦で飛び出した一発は、ライトスタンド右側へと消えた。楽天によると、「TrackMan」で算出された推定飛距離は153.1メートル。Koboパーク宮城でホームラン過去最長の飛距離で、打球速度も189.5キロメートルを計測した。ペゲーロは7月12日のソフトバンク戦(ヤフオクD)でも飛距離156.4メートル、打球速度193.5キロの驚愕弾を放っている。
さらに、西武からは山川穂高が敵地・オリックス戦でレフトに放った特大弾、ロッテからはウィリー・モー・ペーニャが本拠地・楽天戦で右中間へと持っていった本塁打、オリックスからは豪快なフルスイングで沸かせる吉田正尚が日本ハム戦でライトスタンド5階席に運んだ一発が選出された。
そして、“大トリ”はソフトバンクの柳田悠岐。交流戦の本拠地ヤクルト戦で左腕・石川のボールを捉えると、打球は高々と舞い上がり、ライトスタンド最上部へ。こちらもまさに衝撃的な豪快弾だった。
今季はどんな特大弾が飛び出すのか。アーティストたちのバットから目が離せない。