イースタン本塁打王、大砲“おにぎり君”も 日本ハム2018年期待の若手は?
大谷がエンゼルス移籍、増井、大野はFAでチームを去った日本ハム
大逆転の末にパ・リーグを制した2016年から一転、2017年は下位に沈んだ日本ハム。60勝83敗の借金23に終わり、5位でシーズンを終えることになった。苦難のシーズンにあって“日本ハムらしい”選手の移り変わりがあった。
シーズン中に、まずエドウィン・エスコバー投手をDeNAにトレード。今季新加入の外国人を放出する異例のトレードとなった。さらにはヤクルト杉浦稔大投手と屋宜照悟投手をトレードし、セットアッパーの谷元圭介投手まで金銭トレードで中日に放出。ルイス・メンドーサ投手を8月末にウエーバー公示し、阪神が獲得した。
オフに入るとFA権を行使して増井浩俊投手がオリックスへ、大野奨太捕手が中日へと移籍した。そして、大谷翔平投手がポスティングシステム(入札制度)を利用して米MLBのエンゼルスへ移籍することが決定。2017年は大きな世代交代、変革の1年になった。
大谷が海を渡り、増井、大野がチームを去り、まさにチームが一新されて迎える今季。ドラフト1位では、早実の清宮幸太郎内野手が加入する。新年を迎えた2018年、清宮ら1年目のルーキーを除き、日本ハムの期待の若手をピックアップしてみたい。