メッツ右腕の超本気トレが米で話題に「2018年サイ・ヤング賞」「ビースト」
愛称は「ソー」、アメコミヒーロー思わせる激走も披露
2018年が幕を開け、メジャー選手は新シーズンに向けて自主トレを本格化させている。選手はそれぞれ自身のツイッターやインスタグラムなどSNSを利用して、自主トレの様子を“公開”しているが、そんな中、MLB公式インスタグラムが取り上げたメッツ右腕の超本格トレーニングが話題になっている。
取り上げられているのは、メッツ右腕のノア・シンダーガード投手。今年25歳を迎える若き右腕は、2年目の2016年に14勝9敗、防御率2.60の好成績を残したが、昨季は怪我に泣かされ、わずか7試合の登板にとどまった。2018年に復活を期する右腕は、今オフ、とことんまで自分を追い込む過酷なトレーニングを積んでいるようだ。
動画では、腰にゴム紐を付けてジャンプをしたり、片足で障害を飛び越えてバランスを保ったり、全身の様々な部位を鍛える右腕の様子が映し出されている。圧巻は、トレッドミルの上でジョギングをしているのかと思いきや、短距離選手もビックリの超高速スプリントで心拍数を一気に上げるトレーニングの様子だ。その長髪ブロンドヘアと堂々たる体躯から、人気アメコミヒーロー「マイティ・ソー」の主人公にちなみ「ソー」の愛称で親しまれる右腕だが、一心不乱にトレッドミルの上を走る姿は、まさに悪者退治に出掛けるヒーローを思わせる。
トレーニングを紹介する動画には「ソーは1日にしてならず」の一文が添えられているが、この投稿に対してファンが数々のコメントを寄せている。
「ワォ」
「2018年のサイ・ヤング賞だ!」
「私のヒーロー」
「ビースト(猛獣)」
「これはモンスター級のシーズンを送るぞ」
「彼はビースト・モードで目覚めたんだ!」
ファンの声援に後押しされるシンダーガードの、時速100マイル(約161キロ)の剛速球で打者を翻弄するピッチングの復活が期待される。